FXで勝てなくなると何を改善すればいいのか分からなくなります。
これは僕もFXを始めた頃は何度も経験したのですが、一度負けが続くと精神的にも不安定になるし自分の手法を信じられなくなってしまいます。
その時誰かに相談できればいいのですが、多くの場合はその限りではありません。
しかし、実際にそういった環境に身を置けば分かりますが、「損失」というストレスによって自分を保つことも難しくなり、場合によっては人格が変わるまで精神的に追い詰められてしまうこともあるのです。
それでは本来の目的とは全く違う方向に進んでしまうので、勝てない時は一旦自分自身のトレードを見直すことお勧めします。
そして、今回はそういった方の“振り返り”という意味もあり、『FXで勝つコツ』をテーマに進めていきたいと思います。
FXで勝てない人や負け続けている人はぜひ最後まで読み進めて【勝ち続けるトレーダー】へと成長していって下さい。
FXで勝つコツは分析能力を高める
トレードが終わった後に振り返って、自分のトレードスタイルや取引について振り返ることが大切です。
「何が良かったのか?」
「何が悪かったのか?」
トレードが上手くいったときにそれを“偶然”にしない為にも利益で終えた時でも分析する必要があるのです。
トレード記録の徹底
FXは勝率を競うものではなく、差し引きの利益を追求する投資です。
その為、目の前の勝ち負けよりも累計のトレード損益で判断しなければいけません。
ですので、紙でもパソコンでもどちらでも大丈夫ですが、トレード記録を残して分析する習慣をつける必要があります。
ここを無くしてトレードを続けたとしても「奇跡」とか「偶然」の結果になってしまうので、経験と共にスキルを上げていく為にもトレード履歴を残して分析するようにして下さい。
無理のないトレードスタイル
トレードで勝つ為にも「独自のトレードスタイル」を確立する必要があります。
それこそ、勝てる手法があったとしても自分が続けることが出来なければ意味がありません。
スキャルピングが得意な人もいればデイトレが得意な人もいます。
損切りできる人もいれば損切り出来ない人もいます。
ですので、いかにしてストレスなく続けることが出来るか?ということを前提として独自のトレードスタイルを確立するようにして下さい。
その中で例えば最短で1分以下約10pipsを何度も狙っていくスキャルピングであれば、値動きがある夜の時間帯に、スプレッドが狭いGMOクリック証券などで取引するのがおすすめとなります。
デイトレードの場合は取引量が多い通貨ペアを選ぶのと同時に、約定力に優れたFX会社で取引する必要があります。
数日のスイングトレード、年単位の長期取引であれば毎日のスワップポイントが高いFX業者がいいでしょう。
自分自身のトレードスタイルをベースにして色々と考えて下さいね。
FXで勝つコツは会社を厳選する
目についたFX会社の口座ではなく、自分に合った口座を選ぶ必要があります。
ただ、国内口座であればそこまでスプレッドやスワップが変わらないので、使いやすさやネームバリューを重視してもいいかもしれません。
各FX会社で提供ツールが違う
自分のトレードに役立つツールやサービスがあるFX会社を選ぶことも勝つために欠かせません。
ただ、どこかの口座に特定する必要はなく、サブ口座として複数を持てばそれぞれの強みを活かすことも可能です。
為替ニュースの配信とセミナーでは外為オンラインが優秀です。
自動売買を利用して24時間取引
プログラムが自動的に売買してくれるFX会社を選ぶのも1つの決断です。
自分の希望を実現してくれる売買ロジックを選ぶだけで、初心者もルール通りの取引になります。
FXでは投資家のメンタルも大きな要素になっているので、感情を挟まない自動売買を試してみるのも良いでしょう。
自分でプログラムを組む必要はなく、FX会社が示した簡単な手順で始められます。
但し、経済指標などのファンダメンタルズに弱いので要注意です。
余裕を持ったトレードがFXで勝つコツ
月単位もしくは年単位でプラスにするためにも下記2つを守ることが大切です。
勝ち続けるトレーダーを目指すのであれば必ず意識するようにして下さい。
FX口座の証拠金に注意
強制ロスカット制度があるFXでは証拠金維持率に注意しなければなりません。
FX口座の証拠金に余裕を持たせるのと同時に、ポジションの量をむやみやたらに増やさないことを意識する必要があります。
また、相場は急に動くこともあるので、損切り設定と同時にスリッページした際にも致命的なダメージにならないようなロット運用を心掛けて下さい。
トレードをしない選択肢を持つ
難しい地合いで無理に入らず次のチャンスを待つことも勝つために欠かせません。
どうしてもチャートを見ているとエントリーしたくなりますが、適当にエントリーしても損失を増やすだけで総合的に負けてしまう確率が高まってしまうのです。
ポジポジ病を避けて相場を休むことで、自分のトレードを見直す機会も生まれるので気を付けて下さい。
勝者のやり方と負けた原因を分析
勝っている人から学び、自分のルールに反映させるとレベルアップできます。
積極的に学ぶ姿勢を持ってスキル向上へと貪欲に進んでください。
※本記事以外にも“ヒント”がたくさんあるので読み漁ってください。
ネットで情報収集
一部のプロは積極的にブログやSNSで情報発信をしています。
セミナーや著書がある投資家の名前から検索してその鋭い意見を参考にするのもいいでしょう。
有料のメールマガジン、またはレポートを出しているプロもいます。
この場合にはエントリーポイントなどの具体的な情報を得られるので、リアルタイムの為替相場を感じられるメリットがあるのです。
ネットには【詐欺】も多いので注意して下さい。
FXで負ける原因をチェック
FXで負ける原因として特に多いのがこちらになります。
- 時期尚早な利確
- 感情に振り回される
- リスク管理不足
どれも克服しておくべき内容で、改善できなければ負ける確率が高まってしまいます。
逆指値注文でリスクを抑えつつも、損切りと利食いのバランスを考えていくことで、勝ち組へと近づくことが出来るので意識してください。
FXで勝つコツは基礎基本を怠らないこと
FXだけに限らず基礎基本はどの分野においても大切です。
ここを疎かにする人は必ず大負けをするし一時的に稼げたとしても長期的に見てロスカットの傾向にあります。
ですので、基礎基本を怠らないように注意して下さい。
自分に合った通貨選定
初心者にはチャート分析をしやすいドル円やユーロドルなどがおすすめです。
ただ、自分のやりたいトレード手法と照らし合わせながら、最適な通貨ペアを見つける必要があります。
必ずドル円を行う必要はありませんが、通貨ペアの特徴と自分の性格やトレード手法を照らし合わせた上で通貨選定するといいでしょう。
また、各通貨の国のニュースを知ることで、大きなリスクを回避しやすくなるので動向チェックを怠らないようにして下さい。
覚えておきたい分析方法2つ
過去のチャートの動きから読み取るテクニカル分析と経済の動きによるファンダメンタルズ分析の2つがFXで儲けていくための要です。
前者にはトレンド系とオシレーター系の指標が多くあって、その2つを選んで分析するのがスタンダードとなります。
その環境を整えた上で、ファンダメンタルズ分析を取り入れて方向感を定めるようにしていきましょう。
但し、テクニカル分析で陥りやすいのが「聖杯を求める」ということです。
どうしても負けが続くとインジケーターに頼りがちになってしまいますが、インジケーターはあくまでも補足であることを忘れないでください。
徹底したリスク管理
初心者は1,000通貨単位のFX口座をおすすめします。
なぜなら、負けた時を考えると1万通貨単位で1万円の損失ですが、1,000通貨単位なら1,000円の損失で済みます。
FX会社によって通貨単位が異なるので、口座開設をする前にチェックしておきましょう。
徹底的にリスクを削いだトレードを意識する必要があります。
失っていいお金はありませんので。
FXで継続して勝つコツまとめ
一言に「FXで勝つ」といっても簡単なことではありません。
勝つにも負けるにも複数の要素が絡み合っているので、「○○をしたら勝てる」というわけではないのです。
ですが、地道に一つずつ改善していくことで勝てるようになるのでその努力を怠らないようにして下さい。
決して楽な道のりではありませんが、だからこそFXで人生を大きく変えることも出来るのです。
ここを忘れないようにして下さい。