10年前と比較して今ではスマホやSNSが普及したことでFXの情報収集もかなりし易くなりました。
しかし、ネットで検索してみるとどうしても「FX=稼げない」という情報が多いです。
それに、実際にFXを経験した人であれば分かりますが、
「どうすればFXで稼げるのか?」
「稼げない理由は?」
「何をやっても稼げない…」
と悩んでいる人が多いと思います。
そこで今回は『FXが稼げないと言われる理由』についてまとめました!
これからFXを始める方やFXで稼げない方はぜひ最後まで読み進めて下さい。
- FXは稼げる投資にするために
- FXが稼げないと言われる理由
- 理由①:ギャンブルで取引する人が多いから
- 理由②為替相場を読むのは大変だから
- 理由③:自分のメンタルが関係するから
- 理由④:絶対の必勝法がないから
- 理由⑤:きちんと学習しない人が大半だから
- 理由⑥:リスクリワードの設定していないから
- FXで稼ぐための6つのポイント
- ポイント①:稼ぐことでの自分の目標を決める
- ポイント②:FXに関する知識をしっかり学ぶ
- ポイント③:デモトレードで実際の動きに慣れる
- ポイント④:自分のルールの検証を継続して行う
- ポイント⑤:少額取引で低リスクを維持する
- ポイント⑥:少しずつ投資金額を上げていく
- 初心者が注意しておくべき点
- FXが稼げないと言われる理由は?!まとめ
FXは稼げる投資にするために
結論から言ってしまえば、FXは十分に稼げる見込みがある投資と言えます。
その理由をこれから説明していきますね。
FXはギャンブルではない
FXは為替市場の値動きを利用した投資で分析によって予測できます。
逆説的に言えば、本当に運任せで勝ち負けが決まるのだったら投資として認められていません。
しかし、そうではない且つ稼ぎ続けているトレーダーがいるからこそ投資と言えるのです。
それに、基本的にはランダムウォークで動く相場でも一定の局面では規則性があるので、そうした面においても投資と言えます。
胴元が儲かる仕組みではないからこそFXは投資であり、稼げる可能性もあるのです。
60%の投資家が稼いでいる
2018年4月に金融先物取引業協会が行った金融リテラシーの調査結果によれば、全体の60%ほどが利益を出しています。
老若男女を問わないアンケートの結果で、カテゴリによる差はあれどもFXは誰であっても儲けられるチャンスがある投資だと分かるのです。
この結果からも正しい方法でFXに取り組むことで稼げる可能性があることが分かります。
FXが稼げないと言われる理由
世間で「FXは稼げない」と言われている理由は以下の6つです。
既にFXを行っている人は自分に当てはまるか確認してください。
当てはまる部分がある人は危険ですよ?
理由①:ギャンブルで取引する人が多いから
上がるか下がるかの2択と考えられやすいFXはギャンブルと同列にされやすいです。
しかし、FXはテクニカル分析と全体の見通しでお金を増やせる投資であるため、底の認識で大きな差がつきます。
理由②為替相場を読むのは大変だから
通貨の強弱や景気、金融政策、突然の戦争や災害など、FXに関係する要素は多いです。
確かに変動する要因が多いことから為替相場を読みにくいですが、きちんとリスクヘッジをしていれば大損を避けられます。
理由③:自分のメンタルが関係するから
メンタル管理もFXが勝てないと言われる理由の1つです。
利益の確定はすぐにできても、損失の確定ができずに大損するケースがよく見られます。
プロスペクト理論で人は利益と比べて損失に敏感であることが判明しています。
理由④:絶対の必勝法がないから
学校の問題のような模範解答はFXにありません。
不規則な為替相場では徹底的に分析しても必ず勝てるとは限らないことを覚えておきましょう。
過去のトレードを振り返って自分のルールを作り、それを検証していく姿勢が必要になります。
理由⑤:きちんと学習しない人が大半だから
FXで勉強しない人は金融先物取引業協会のFX投資家1000名の調査で50%にも及んでいます。
学習しても不確かな為替相場に無手で挑むのは無謀です。
逆に言えば、ちゃんと勉強していないから大部分の人はFXで負けています。
理由⑥:リスクリワードの設定していないから
1回の売買における損失:利益のバランスを示しているリスクリワードはFXでも重要になっています。
損小利大が理想になりますが最低でもリスクリワードは「1:2」を目指しましょう。
ドル円で1回20pipsの利益ならば、損切りは10pipsに設定するべきです。
FXで稼ぐための6つのポイント
では、どうすれば稼げるようになるのか?
FX初心者は以下の6つの手順を意識してみましょう。
ポイント①:稼ぐことでの自分の目標を決める
モチベーションを維持するために、FXで稼いだ場合の目標を決めておくことをおすすめします。
50万円以上の利益になったら海外旅行や新車の頭金など、できるだけ具体的にしておくと挫けにくくなります。
ポイント②:FXに関する知識をしっかり学ぶ
基礎知識をインプットして自分のノウハウを蓄積しつつも、リスク回避をする土台を作りましょう。
基本的なFX用語や代表的なテクニカル分析、注文方法を身に着けることが先決です。
いきなりトレードに入るのではなく基礎を固めることが大切ですからね。
ポイント③:デモトレードで実際の動きに慣れる
現金を使わないデモトレードによって、基本的な操作やチャート分析を習得しましょう。
練習することで慣れていく部分もあるから、損失が出ないデモで習熟することを推奨します。
ある程度慣れてきたらいよいよ実践のための準備です。
ポイント④:自分のルールの検証を継続して行う
デモトレードで自分が考えた取引ルールの検証を行うことで、より信頼できる売買基準を作り上げられます。
そしてデモトレードでは基本的に仮説を立てて検証していく流れを意識してください。
この段階のトレードは、日時、通貨ペア、エントリーの根拠などを記録しておくことが求められます。
自分の感覚ではなく客観的なデータに基づいて考えましょう。
ポイント⑤:少額取引で低リスクを維持する
自分のルールが完成したら少額でトレードに入りましょう。
なぜなら、デモトレードとリアルでは緊張感が全く違って判断を誤りやすいからです。
資金の10%ぐらいの金額でトレードすれば、初心者でも大損を避けながら、着実にFXの経験を積めます。
ポイント⑥:少しずつ投資金額を上げていく
少しずつ投資金額を引き上げていきゆっくりと大きなお金を扱う段階に入ります。
なぜなら、いきなり高額にするとポジションの評価損益に惑い、自滅しやすいからです。
1000通貨単位で無理なく扱う金額を増やしていくことが妥当な選択肢といえます。
初心者が注意しておくべき点
稼げない投資家にならないためにも以下について覚えておいてください。
ここが出来ないで破産するトレーダーはたくさんいるので…。
余剰資金を超えたトレードは避ける
資産総額の30%までに留めつつ、余剰資金だけでFXのトレードを行うのが鉄則です。
失ったら支払いに影響するお金では冷静な損切りができないうえに、負けた際に生活や仕事にも支障をきたしてしまいます。
トレード手法だけを重視しすぎない
FXには常識が通用しない相場の地合いもあるので、トレード手法だけを妄信しないことが重要です。
必要があれば相場を休み、自分のルールを見直すぐらいの余裕を持ちましょう。
根拠を説明できない売買は止める
他人に説明できないただの勘や運任せのトレードは絶対にやめておきましょう。
なぜなら、根拠がないとFXの経験値を溜められず、自分が成長できないからです。
根拠のあるトレードをしてすら当たらないことが多々あるFXでは自分の勝ち負けの理由を捉えて、改善していかなければなりません。
自分が決めたルールで必ず損切り
損切りを徹底することはFXで生き延びるために必要不可欠な項目です。
メンタル的な要因でズルズルと含み損を抱えてしまうパターンが大半なので、意識して切りましょう。
理想はポジション保有から10%の含み損になった時の機械的な損切りです。
FXが稼げないと言われる理由は?!まとめ
FXが稼げないと言われる理由はいくつかありました。
しかし、実際はこれだけではなく、それに人によって「稼げない理由」というのも違ってきます。
例えば、
- 損切りできる人と出来ない人
- 利益を伸ばせる人と伸ばせない人
- エントリーが多い人と少ない人
それぞれ違ってきます。
ですので、一概に稼げない理由と特定することは出来ませんが、それでも共通する部分や傾向が多いものはあるのです。
今回はそれらをまとめたので、FXで稼ぎたいと思うのであれば必ず意識してください。
そして行動に起こして下さいね。