FXを同じように始めても、そこには勝てる人と勝てない人には“差”があります。
しかし、私の過去の経験や感覚では勝てる人の方が圧倒的に少ないと感じますが、それでもFXで勝つことは可能だと言えます。
ですが、ここで気になるのが「勝てるようになった瞬間」でしょう。
なぜなら、勝てなかった頃の私も同じように「どうすれば勝てるようになるのか?」を常に疑問に感じていたし、気になっていたからです。
しかしその“答え”となるものが見つからず、同じように多くの勝てないトレーダーが思っていると思ったので、今回は『FXで勝てるようになった瞬間とは?』をまとめました!
勝ち続けることが難しいとされるFXで生き残る“ヒント”になると思うので、FXで勝てるようになりたい人は最後までご覧ください。
FXで勝てるようになったキッカケ
勝てるようになった“キッカケ”は人によって違います。
しかし、ある程度の共通点もあるので、勝てるようになった理由で多いものをご紹介していきます。
厳選した通貨ペアに限定した取引
1つの通貨ペアを選びその値動きと向き合っていくことが、自分が勝ちやすいパターンを見つけるためのポイントです。
あまり多くの通貨ペアを扱うと逆に混乱してしまうから注意しましょう。
FX初心者が試しに色々と触ってみる分には構いませんが、まずは1つにするべきです。
自分のメンタルをFX向きにした
メンタル面の強化はFXのテクニカル分析などで自分のトレード手法を確立することにもつながっています。
なぜなら、やみくもに売買をしていてはどれだけメンタルが強靭でも耐えられないからです。
自分のトレード手法を見つけてそれに基づいた負けを受け入れ、落ち着いてトレードを続けられることが、目指すべき姿となります。
どうして勝てないのかの原因を追求
負けるトレードにはそうなるだけの原因が潜んでいます。
たとえば、資金とポジションの量が不釣り合い、損切りや利食いのポイントが適当などの理由で負けやすい状態になりがちです。
自分が損をした取引で何が悪かったのかを分析して、それらを理解した上で原因をなくすことを心がけましょう。
常に根拠あるトレードで資産運用
「儲けられそうだから」で直感的にトレードをしている限りは勝つきっかけを掴めません。
勝ち組になるためにはテクニカル指標やチャートパターンの分析による根拠を説明できる取引にする必要があります。
自分に合った分析方法をじっくりと探して、エントリーする根拠を確かなものに変えることをおすすめします。
リスクリワードを意識した資金管理
勝てないFX投資家は資金管理が不十分であることが多いです。
ですので、利益の幅と損失の幅のバランスであるリスクリワードに注目しましょう。
徹底した損切りで損失を抑え、しっかりと利益を伸ばせば勝率が低くても資金を増やせます。
実際にFXで勝利のきっかけを掴んだ事例
勝てるきっかけを掴んだ先人のケースを見て自分の参考にしてみましょう。
勝てる人と勝てない人は何かが“違う”ので自分のトレードと比較してみて下さい。
ケース①:ムダな取引をやめてポジポジ病から脱した
常にポジションを持っているポジポジ病を断ち切って、ここぞというタイミングでのみエントリーするようにしたら勝てるように変化。
リスクとリターンは常に抱き合わせであることを理解して、エントリーを厳選したことでトレードスキルが劇的に向上しました。
ケース②:必ず損切りを行うトレードに切り替えた
勝率が高いけど資金が減少…
原因は典型的な損大利小トレードだったので、損切り設定を行うトレードに変更。
時には騙しに引っかかるものの、圧倒的に損失が減って利益がプラスへ転換!
損切りは精神的にきついけど、実行することで安定した資産運用になることが証明されました。
ケース③:自分なりのトレードスタイルを見つけた
商材やネットの必勝法に頼っていたけど、デモトレードで検証を繰り返して独自トレードを確立。
その結果、少しずつではあるものの、勝てるようになったのです。
為替相場に絶対の方法はなく、きちんとFXを勉強して自分の頭で考えることが大事であると分かります。
初心者がFXで勝ちを実感するまでの道
初心者トレーダーは段階を踏んで成長していきます。
しかし、どういったプロセス(過程)で、どういったことに意識していくか分からない人もいるかもしれません。
そうした内容をここからお伝えしていきます。
失敗をムダにせずに学び取る
たとえ億トレーダーでもFXで負けていた時期は必ずあります。
しかし、負け組から勝ち組に回ることが出来たトレーダーは少なからず自分の失敗から学び、目の前の損失よりも大きな成果を得ているのが特徴です。
同じ失敗をしなければFXを続けるほどに熟達していくので、常に学ぶ姿勢を忘れないでください。
負けた原因をしっかりと突き止める
同じパターンで何度も負けていては意味がありません。
まずは素直に負けを受け止めて、そして原因追及と共に改善点を洗い出すのです。
自分が負けた事実を受け入れることが出来なければ成長も無いので、感情的にならずにトレード手法をブラッシュアップしていきましょう。
試してはその結果から反映していく
為替相場をしっかり観察して、負けた原因を丹念に取り除いていく「トライ&エラー」が重要です。
FXで勝てるきっかけは地道な検証の先にあると心得て、トレードを変化させていく姿勢が求められます。
固定の法則がないFXは柔軟に対応していかなければなりません。
勝てるきっかけを掴めばFXが別の世界になる
勝てる手応え、つまりきっかけがあれば力強くFXを進められます。
そうなれば人生も大きく変化していくので改善していきましょう。
机上の勉強だけでは不十分
いくら勉強しても自分のお金を使い、増減していくことには大きなプレッシャーがかかります。
チャートを見ながらの実践も大切であると理解して、勝つきっかけを掴むために頑張りましょう。
自分のトレードを振り返って良かった点や悪かった点を追求することをおすすめします。
自分のトレードを記録して研究しよう
人間の記憶はあやふやだから必ずFXのトレードを記録しましょう。
その記録をベースとして柔軟に手法を改善していく作業工程が結果を出す為には重要です。
総合的にお金を増やせるのが正しいトレードであって、減っているのならば一度見直す必要があります。
トレードだけに限らず資金の推移に関しても記録して「自分のトレードが正しいかどうか」を分析してください。
FXで勝てるようになった瞬間とは?まとめ
一概に“コレ”をやったからといっていきなり勝ちトレーダーになれるわけではありません。
その“キッカケ”は人によって違いますが、一つずつ潰していくことが勝ちトレーダーへの道となります。
地道な作業でいつ終わるか分からない中でトレード改善していくことはメンタル的にも難しいと言えるでしょう。
しかし、その地道な作業を積み重ねることで月に数十万や数百万…といった大金を稼ぐことに繋がるのです。
ですので、「大変だから」とか「面倒だから」といって後回しにするのではなく、自分のトレードで改善すべき部分が一つでもあるのであれば改善するようにして下さい。
その努力がいつか身を結ぶので。
頑張りましょう。