副業や投資を始める人が増えてきましたが、いざFXを始めようと思ってもどこから始めていいのか分からない人も多いです。
たしかに、最近ではネットやSNSの普及により情報過多になっているのでFXのやり方に迷う人がいるも分かります。
しかし、「分からない」といって放置しているのであれば現状を何も変えることは出来ません。
それだけでなく、「FXを教えるよ!」といって不当なお金を請求する詐欺まがいの人もいるので注意しなければなりません。
そこで今回は『FXのやり方を丁寧に解説!』をまとめました。
FX初心者でも分かりやすくするために「5ステップ形式」でまとめたので、ぜひ最後まで読み進めて理解を深めて下さい。
ステップ1:FX会社を選択
FXのトレードには専用の口座が必要になるので、以下の5点を加味して口座開設していきましょう。
分からない場合は下記を参考にして全ての口座開設(無料)をすることをオススメします。
①取引ツールの機能と使い勝手
自分の判断力や投資スタイルと照らし合わせて、FX会社の取引ツールを確かめることが大事です。
各FX会社によって違うため、それぞれの取引ツールを比較することをオススメします。
②提供されている投資情報の内容
FX会社ではトレードで役立つ投資情報やFXを基礎から学べるコンテンツなどを提供しています。
情報の内容はFX会社によって全く違うため、初心者の方はその項目もしっかりチェックしておきましょう。
③キャンペーンの有無
口座開設者に向けたキャンペーンがあるFX会社を選ぶとそれだけ有利に始められます。
キャッシュバックの場合は、「どのような条件で対象になるのか?」も確認して、厳しいところを避けることも大事です。
④初心者向けのサービスがあるか?
まだ慣れていない初心者にとっては初心者向けのサービスの有無も重要です。
たとえば、動画やセミナーがあればFXの学習をムダなく進められます。
⑤取引手数料が安いのか?
FXの売買で必ず支払うスプレッドは利益に直結しています。
できるだけスプレッドが安く使いやすいFX会社を選びましょう。
ステップ2:実際にFX口座を開設する
FX会社を決めたらいよいよ口座開設の手続きに入ります。
①自分のメールアドレスを登録
自分のメールアドレスと設定したいパスワードなどを入力してアカウントを仮登録します。
以後の手続きは、そのアドレスに届いたメールに従って進める流れです。
FX会社によっては先に2番の「口座申込のフォームに入力する」から始まります。
②口座申込のフォームに入力する
FX会社の口座申込のフォーム画面になったら、自分の個人情報を入力しましょう。
氏名、生年月日、住所など、公的な身分証明書と同じデータを入力した後に、送信することで次の段階に進みます。
誤字脱字をなくして、漏れのないように注意しなければなりません。
③必要書類の準備と送付やデータ送信
本人確認とマイナンバーの書類の2種類を送付して、FX会社に審査してもらう必要があります。
具体的な方法は、アップロード、郵送、FAXの3つです。
有効期限内の運転免許証、個人番号カードがあれば、簡単に必要書類を提出できます。
対象となる書類は各FX会社の公式サイトで確認しましょう。
④最後の本人確認を行う
審査が完了したら登録した自宅に郵便で書類が送られてきます。
その受け取り、または記されているコードの入力をもって最終的な本人確認です。
口座開設の手続きはその時点で全て終わります。
⑤銀行口座からFX口座に入金
FX口座への入金は提携している銀行のクイック入金か、通常の口座振込のどちらかで行います。
クイック入金は基本的に24時間、即座に入金が反映されるため、銀行振込よりもオススメです。
ステップ3:売買する通貨ペアを決定する
通貨ペアの選択も利益を上げるために重要な項目です。
但し、FX初心者の場合は流動性の高いメジャー通貨を取引することをオススメします。
①通貨ペアを理解しよう
ドル円の場合は左側の米ドルが「基軸通貨」で、右側の日本円が「決済通貨」です。
基軸通貨は「世界的な通貨」を示しており、逆に決済通貨は「国際的な為替市場で他の通貨と交換しやすい通貨」のことを意味しています。
ドル円は、「1米ドルをいくらの日本円で買えるか?」という為替レートです。
②代表的な通貨ペア3つ
ドル円はスプレッドが狭く、いきなり大きな損失になりにくい初心者向けです。
ユーロドルは世界的に最も取引量が多く、安定した動きで、やはり初心者に向いています。
ユーロ円はトレンドを反映しやすく、利益を出しやすいと人気の通貨ペアです。
③通貨ペアを選ぶ際のポイント
取引量が多い通貨ペアなら高い精度で分析しやすく、安定した利益につなげられます。
通貨ペアの金利差によるスワップポイントも利益を出すために役立ちます。
米ドルを組み合わせたドルストレートは、取引量が多いため、初心者でも分かりやすい値動きになります。
ステップ4:具体的に通貨ペアを保有
以下の3つのポイントを押さえてトレードを行いましょう。
①基本的なトレードの流れ
FXは注文方法と通貨ペアを選んだら、取引金額と売買の決定でポジションを持てます。
「売り」から入ることも可能なため、注文時に間違えないように要注意です。
②覚えておきたい注文方法
その場の為替レートですぐ成立させる「成行注文」の他に、有利なレートを指定できる「指値注文」と、逆に不利なレートで執行させる「逆指値注文」が基本です。
事前に注文を出しておけば、自分が狙った為替レートでエントリーから決済まで行えます。
③売買のタイミングを確認
しばらく同じ方向に進むトレンドを見極め、そこから売買のタイミングを判断しましょう。
FXのチャートで判断のしやすさが変わるので、分かりやすいFX会社を選ぶべきです。
ステップ5:ポジションを決済する
FXのポジションはいずれ決済しなければなりません。
長時間保有していてもいいのですが、急な相場変動の際にマイナスになる可能性があるので気を付けて下さい。
①FXでは必ずポジションを決済
自分で決済注文を出さない限り、FXのポジションは残ったままです。
含み損が一定以上に膨らんだ場合には、FX会社によって強制決済が実行されます。
②差額によって損益が確定する
ポジションを決済した時の差額が、そのまま損益になります。
含み損を放置すると大損になってしまう恐れがあるため、予め決済するラインを決めておきましょう。
FXのトレードの注意点3つ
以下の3つに注意しておくと、初心者から早く上達します。
注意点①自分に合うFX会社を選ぶ
FX会社によって取引ツールなどが異なるため、その特徴やメリットを理解したうえで選びましょう。
自分に合っているかどうかでその後の成長や利益が大きく変わります。
注意点②余裕のある証拠金で売買
為替レートの変動によるロスカットを避けるため、余裕のある証拠金が必要です。
最大損失を抑えるためのロスカットを防ぎ、同時に低レバレッジを心がけることを推奨します。
注意点③先に売買のラインを決定
自分で判断するFXは売買のタイミングをしっかりと決めなければなりません。
特に、早めの損切りで小さな損失にとどめることがポイントです。
【簡単5ステップ】FXのやり方を丁寧に解説! まとめ
この5ステップによってFXを始めることが出来ます。
ただ、始めることが出来てもそれがイコール利益に繋がるとは限りません。
仮に利益が出たとしてもそれは「ビギナーズラック」でしかなく、そのあと大きな損失を被る可能性があるので注意して下さい。
これは過去の私もそうだし、他のトレーダーも同じ道を歩んでいるので分かるのですが、勉強して知識が付くほど負け始めます。
では、なぜそのような現象が起こるのか?…
長くなるので続きはこちらを読み進めて下さい。