FXは成功する人と失敗する人が顕著に表れます。
しかし、この言葉以上に成功も失敗も人生に大きな影響を与えるのです。
成功すればお金に困ることもなく、タワーマンションに暮らして誰にも管理されずストレスフリーで自由な生活を送ることができますが、失敗すれば地獄を見ることになります。
実際に筆者もFXによる失敗で地獄を見てきたから分かりますが、その言葉以上に精神的ダメージが大きいものです。
そこで今回は『FXで失敗しない方法とは?』をまとめました。
FX初心者やFXで失敗したくない人は最後まで必ず読み進めるようにして下さい。
理解しているとしていないのでは大きな〝差〟になりますので。
FXで失敗しない方法とは?
FXで失敗する人には共通点があります。
つまり、「共通点に当てはまらないような行動を取ることが失敗しない方法」と言えるので意識してください。
失敗しない方法①:損切りルールを作って守る
損切りできずに大損するケースが多いため、自分の損切りルールを決めましょう。
自分が許せる最大の損失を事前に決めておき、為替相場が自分の予想と反対方向に動いた場合に損切りをする必要があります。
損切りを挟みながらもそれをカバーできる勝ちを収めていき、最終的には口座のお金が増えていればOKです。
失敗しない方法②:逆指値注文できちんと損切り
有利な価格になったら発動する指値注文とは逆に、不利な価格になったら発動する逆指値注文もあります。
たとえば、レート110円で買い、「109円に下がったら損切り」という逆指値注文で備えておけば、実際に下がった時に自動で売却してくれるのです。
逆指値注文を設定しておくことで、含み損を抱えたままチャートを眺めずとも、必要な時にしっかりと損切りできます。
失敗しない方法③:OCO注文でチャンスも逃さない
ポジションの利益確定と損切りを同時に出せるのがOCO注文のメリットです。
たとえば、レート110円の買いで「109円で損切り」「111円で利益確定」をしたい場合には、OCO注文1つで片付きます。
この場合、レートが109円にタッチした時点で損切り、111円に上がったら利益の確定で決済が行われます。
レートの動きが激しい場合でも利益を狙いつつ損切りを実行できる便利な注文方法です。
失敗しない方法④:トレール注文で追いかけよう
一定の幅を指定すると為替レートの変化についていくのが、逆指値に分類されるトレール注文です。
基本的に有利な方向へ追従するため、「できるだけ含み益を育てたい」場合などで役立ちます。
トレール注文は自動的に変更された設定値は戻らないので、不利な方向に動いたらそのまま約定するのです。
FXで失敗しない為にもポジポジ病を対策すべき
ポジポジ病への対策としては、コストであるスプレッドを理解することが有効です。
少なからずポジションを持つことで『リスク』が発生していることを認識していきましょう。
スプレッドは状況に応じて変動
FX会社に支払う買値と売値の差額は「スプレッド(手数料)」と呼ばれています。
基本的にスプレッドは変動制で売買取引が盛況である場面では狭く、あまり取引が行われていないと広がるのです。
為替相場が大きく動いている場面や経済指標の発表や世界を揺るがすニュースがあった時には、スプレッドの上体にも注目してみましょう。
通貨ペアによってスプレッドが違う
通貨ペアによってスプレッドの幅が違います。
なぜなら、売買が活発ならスプレッドが狭く、逆に売買があまり行われていないとスプレッドが広がるからです。
時間帯や経済に影響を与える大きな出来事があった時にもスプレッドが普段と違う数値になります。
あまり動かない通貨ペアではトレードチャンスが少なく、売買コストが高いから注意しなければなりません。
FXで失敗しない為にも低レバレッジを意識すべき
国内口座では最大25倍になるレバレッジですが、利用するほどリスクも高まります。
一週間とかの短期間で資産を失う可能性もあるので注意して下さい。
FX会社には最小の取引量がある
各FX会社にはそれぞれ最小の取引量が設定されています。
1000通貨と1万通貨のどちらかを単位としているので、どちらを選ぶのかで予算が大きく変わるのです。
たとえば、1ドル100円のレートで1000通貨なら10万円が必要になります。
しかし、1万通貨では10倍の100万円が最低ラインです。
レバレッジ25倍を活用すれば、1000通貨で4000円、1万通貨において4万円に下がります。
低レバレッジで慣れていこう
本来なら1万円の損失でもレバレッジ10倍なら10万円の損失です。
ですので、10万円の資金で含み損になっていた場合は自己資金がゼロになってしまいます。
ただ、国内のFX会社では投資家が借金を背負わないようにロスカット(強制決済)が発動して資金を守ってくれます。
FX会社によってロスカット基準は違います。
レバレッジ3倍程度を意識してトレードすればロスカットを避けやすくなるので意識して下さい。
また、長所と短所をよく理解してレバレッジを上手く活用していきましょう。
FXで失敗する人が陥るスワップの罠
FXのスワップポイント(利息)をもらう際には以下の2つが注意点です。
単にスワップポイントだけを狙う場合は注意して下さい。
注意①:レバレッジはできるだけ抑えよう
トルコリラと日本円なら相対的に約16.9%のスワップポイントをもらえる可能性があります。
しかし、反対のポジションでトルコリラを売った場合はそれだけのスワップを支払う立場です。
高金利の通貨は基本的にインフレでその価値が下がりやすいことも併せて考えると、急落に耐えられるように低レバレッジの運用がベターとなります。
注意②長期の積立で分散させることが大事
スワップポイントをもらいやすいメキシコペソ、南アフリカランドなどは、為替レートが下落するリスクを無視できません。
高金利の通貨だけではなく、比較的安定している米ドルなどの通貨にも投資を行いましょう。
長期的に利益を出すためにドルコスト平均法で毎月同じだけの金額を買い付けていき、同時に最終的な損切りのラインを算出するという投資計画が大事です。
初心者よりも資金力があるベテラン向けの方法といえます。
FXで失敗しない為にも通貨ペアを限定
同時に色々な通貨ペアを扱うことも初心者にありがちな失敗パターンです。
欲深さは時に大きなダメージを与えるので気を付けて下さい。
初心者はまず1~2つの通貨ペア
FX初心者は最大でも2つの通貨ペアに留めておくことをオススメします。
なぜなら、同時に多くの通貨ペアに手を出すと、チャート分析だけでも負担が大きくなってしまうからです。
初心者は為替相場をよく知らないため、いきなり情報過多にすると混乱してしまいます。
成長につながる経験を積む意味でも1つの通貨ペアに絞って、自分なりに考えてみるのが王道です。
読みやすく扱いやすいのがオススメ
売買がよく行われていて値動きとしてのボラティリティが高い通貨ペアは、狭いスプレッドであることが多いです。
ですので、分からない人はスプレッドの狭い通貨を選ぶといいかもしれません。
そう考えるとドル円やユーロドルが初心者向きであることが分かります。
上記の2つであれば普通の新聞やニュースでも情報を得ることが可能で、関心も高いので情報量を集めやすいです。
国内のFX会社でもこぞってチャート分析や相場観のコラムを閲覧できるので、色々な口座を開設して情報を集めるようにしてください。
また、適切に損切りを行っていれば、「FXで破産した」という極端な事例を回避できるので意識してください。
FXで失敗しない方法とは?まとめ
一口に「FXで失敗しない方法」といっても様々です。
それに、一人一人原因は異なり、そもそも自分自身が持っている原因とは違うことが失敗の原因だってあります。
このように考えると
- 根本的な失敗原因を見つける
- 原因解決する
この段階を踏まなければ改善されないと言えるでしょう。
ただ、自分一人で考えても分からない場合があるので、そういった方は公式LINE@に相談してください。
根本的な失敗原因を突き止めて勝ち続けるトレーダーへと一緒に成長していきましょう!