FXで勝てないと「なんで勝てないの?誰か助けて…」と思うものです。
昔の私も同じような形で助けを求めていましたが、正直、信じられるのはメンター(師匠)と自分だけです。
ただ、メンター(師匠)となる人を探そうとしても、多くの場合は「詐欺」になるのでお金を払ったところで何も得られない場合もしくは損失を生み出すツールを渡されて終わりでしょう。
「じゃあFXで勝てない人はどうすればいいのですか?」
このように不安に思うかもしれません。
そこで今回は『FXで勝てるようになる秘訣』をお伝えしたいと思います!
FXではリスク管理が大事
「勝てない…」と嘆くのではなく、その嘆いている時間を有効活用することが大切です。
自分のトレードや今後の戦略分析などやることはたくさんあります。
トレードをしていると悲しいこともたくさんありますが、そこで足を止めずに前を向いて将来に向かって歩き続けることで勝てるようになるのです。
ですので、今「勝てない…助けて…」と思う辛い状況だとしてもそこで諦めずに前を向いてくださいね!
FXで勝てない人がすべき行動①:最大損失を決めて必ず守る
FXでは1回の最大損失を決めておくことが求められます。
なぜなら、負ける時にできるだけ損失を抑えたほうが、一定期間の損益で有利になるからです。
自分のポジションで損失が大きくなる方向へ進んでしまったら、戻るか戻らないかで悩むよりも損切りしましょう。
最大損失は、自分の資金を減らすことを覚悟する最終的なラインですので意識してくださいね。
FXで勝てない人がすべき行動②:勝率と利益に注目しよう
細かく利食いをしても、高い勝率があれば黒字になります。
そのため、自分の勝率と利益にも注目することが必要です。
たとえば、スキャルピングとスイングトレードを混ぜると混乱するので、必ずそれぞれのスタイルで集計をしなければいけません。
自分がどの程度の勝率をベースとするのかで、自然と狙うべき利益も見えてきます。
損失ばかりに目を取られないで利益を伸ばす改善や方法にも意識してくださいね。
FXで勝てない人がすべき行動③:勝っても負けても記録
勝つと気分が良くなって、負けるとイライラして早く忘れたいのが人間心理です。
しかし、自分の負けパターンを放置しては、同じミスを繰り返すだけになります。
だからこそ、自分が勝っても負けても必ず記録を取ることで客観的に分析することができ、トレーダーとして成長につながるのです。
通常よりも大きな損失の原因や、自分のトレードの癖といった、記録をした人間だけのメリットを享受できます。
トレード記録を残すことは手間になりますが、その分あなたの成長にも繋がるのでしっかりと記録に残して分析するようにしてください。
注文から決済までの戦略作りが大切
FXで相場の波に乗るためには、トレードの戦略(シナリオ)も必要になります。
なぜなら、トレードも仕事と同じで「準備」が大切になるからです。
優位性のあるトレード手法を確立することができればあとはその手法を行うのみ。
エントリーする前に戦略を立てて実際に執行することができればあとはそれを繰り返すだけです。
その「戦略(シナリオ)」を立てる為にも準備が必要なのです。
ポイント①:決済までのイメージが必要
何となくで売買をしていると、いつまでたっても為替相場に振り回されるだけです。
ポジションを持つ際には、決済までのイメージを固めておきましょう。
利食いで終わらせるイメージを模索してみると、自分の狙いがいいかげんなのかどうかも判断がつくようになります。
入る前に有効性をチェックすれば、勝算のないエントリーを省くことでFXの損益を一気に改善できます。
そして利益で終わるイメージも大切ですが、想定外の動きにはどのように対応していくか?という損切りのイメージもしっかりするようにしてくださいね。
ポイン②:目の前の流れに釣られない
勢いよく動いている為替レートがあると、考える前に飛び乗りたくなります。
この短期のトレンドに対しては、慎重に対処するのが賢明です。
とりあえず大きな時間軸に変えてみて、全体ではどうなっているのかを確認しましょう。
5分足チャートでは大きな動きに見えても、日足では誤差というケースがよくあることを知っておくべきです。
必ず大きな時間軸を見て判断するようにしてください。
ポイント③:常に根拠がある取引をしよう
自分が考えた根拠に従っていれば、負けても次で取り返せるという安心感につながります。
それに、勝つ確率が高い根拠は、FX投資家の資金を守るための盾でもあります。
メンタルと資金のどちらにとっても必要不可欠な項目なので、自分のシナリオに沿った取引をさっそく始めてみましょう。
テクニカル分析を極めよう
勝てる確率を高めるポイントを知る為にもテクニカル分析が必要となります。
事実、多くのトレーダーはMT4を使ってテクニカル分析をしたうえで「エントリー~エグジット」までをしているのです。
だからこそ、「テクニカル分析を極めることが最短」とまで言えるほどテクニカル分析はトレーダーにとって大切な要素となります。
では、どういった部分に注目をすればいいのか?
さっそく見ていきましょう!
テクニカル分析①:今が安いのか高いのかを確認
テクニカル分析を行うと「今の為替レートが安いのか高いのか?」を判断できます。
なぜなら、それぞれのテクニカル指標(オシレーター系インジケーター)には「売られ過ぎ・買われ過ぎ」というシグナルがあるからです。
そのため、自分の思い込みではなく、理論的に証明されているポイントを見つけられるのです。
テクニカル指標で過熱ぎみと分かれば、前述した目の前の流れで大損する事態も防げるので有効に活用してください。
ただし、トレンドが発生すると機能しにくいというデメリットもあるので注意してください。
テクニカル分析②:エントリーポイントの見える化
各テクニカル指標はあくまで参考に過ぎないため、ダマシになる場合もあるので注意が必要です。
けれども、同じ根拠でトレードすることでFXの成績が飛躍的にアップするので、仮にダマシにあった場合でも優位性のあるトレード手法が確立できていれば心配ありません。
ですので、エントリーポイントが明確化することを忘れないでください。
FXの世界で勝つためには利回りとは損益のバランスが重要
最後に、投資家の考え方として利回りを向上させるコツを説明したいと思います。
やっぱりFXを行うのであれば「お金を増やすこと」を考えなければいけません。
その中で短期的な損失は仕方ありませんが、長期的にみて利益が出なければFXをやらない方がいいでしょう。
ですので、お金を増やすためにもしっかりと意識してくださいね!
コツコツドカンをなくそう
FXの初心者と投資家を分ける壁が、1回の損失で積み上げた利益を吹き飛ばすコツコツドカンです。
むろん、初心者がコツコツドカンでお金を減らしていく側で、投資家は小さい損をしながら資産を増やしていく側になっています。
これまでのポイントをしっかりと守れば、時間がかかってもいずれお金を増やせる投資家になれるので、諦めずに頑張りましょう。
許容できる損失から逆算しよう
まず自分が許容できる損失額を計算するようにしてください。
なぜなら、1回の損失額をしていなければすぐに資産を失うことになるからです。
ここを知らないとコツコツドカントレードにも繋がってくるので注意してください。
許容できる損失額によって戦略を変えるトレーダーもいるので、一度計算することをオススメします。
自分の欲望をコントロール
大儲けを期待してしまうのは、当然の心理です。
しかし、自分の欲望で判断してしまうと、せっかくの必勝パターンが崩れてしまいます。
それに、このように自分のポジションをひたすらに肯定する状態を「ポジショントーク」と呼び、この状態に陥ると損失が増加していく傾向にあるのです。
希望的観測でポジションを持つのではなく、戦略ありきでポジションを持つようにしてください。
そうなれば必然とポジショントークもなくなりますので。
FXで勝てるようになる秘訣まとめ
FXを始めて順調に利益がでればいいですが、多くの場合、その限りではありません。
私もトレード初心者の頃はビギナーズラックで儲けることができましたが、その後、驚くほど勝てなくなり本当に「助けて…」と藁にもすがる思いで様々な情報を漁ったことを覚えています。
しかし、それだと同じ事の繰り返しです。
実際に「FXで勝てるようになる」にはいくつかのポイントがあり、そのポイントを実行することができなければ時間が経って同じことを繰り返してしまうことになってしまいます。
そして今回はその“ポイント”についてまとめたので、「FXで勝てない…誰か助けて…」と心の底から思う人はぜひ何度も読んでください。
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