最近ではスマートフォン用のアプリを提供しているFX業者が多く、スマホのみで売買することも選択肢の1つです。
というのも私がサラリーマンだった頃は日中にスマホを使える環境にあったので、スマホだけでエントリーをしていたのをよく覚えています。
朝相場分析をしてある程度のサポレジを頭の中に入れて、仕事の休憩中やトイレの際にエントリーしていたのです。
ただ、これは経験や頭の相場分析ができ、尚且、日中はデスクワークだったので日経平均の動きが見れていたことが大きく影響しています。
でも、「スマホだけでFXをやりたい…」そう思う人は多いでしょう。
そこで今回は『スマホだけでFXをやるメリットとデメリット』をまとめたのでぜひ最後までご覧ください^^
FXはスマホだけでも稼げるのか?
スマートフォンのみで売買しているプロもいるので、勝てることは事実ではあります。
実際、サラリーマン時代の私も日中はスマホだけでFXをやっていたので、その確からしさは証明できると思います。
ただ、「スマホだけでFXができる」ということは事実ではありますが、それと「勝てる」というのはまた話が別になってきます。
では、もう少しスマホだけでFXするという内容を深堀していきたいと思います!
世の中には数字のみのプロもいる
FXのトレード手法で最もシンプルなのは、為替レートの数字の動きから売買することです。
実際、これでも意外に勝てるもので、プロの投資家の中にもいます。
初心者でも、数ヶ月ぐらいの経験を積めば、スマホだけでも落ち着いて利益を積み上げられます。
パソコンを持たずにスマホのみの人が増えたことから、スマホ取引の手法を動画などで公開するケースが増えてきました。
しかし、スマホだけでFXをする場合はその前提知識や経験が必要なので注意してください。
大事なことは相場観と先読み
利益が損失を上回る状態をキープするためには、為替市場に関する相場観と、これからどう動きそうなのかの先読みが必要不可欠です。
最近ではスマホでもチャートやテクニカル分析を利用できるため、パターンを覚える目的でこまめに確認しておきましょう。
相場観については、FX業者で定期的に更新されるアナリストのレポートやコラムが参考になります。
スマホだけでFXに勝てる
現在のスマホ用のアプリは優秀で、デバイスとなるスマホも昔のパソコンを遥かに超える性能です。
スマホの性質をきちんと理解した上で設計、改良されているため、これだけでFXに勝てる環境になっています。
少なくとも、スマホだからFXに勝ちにくいことはありません。
特に、あまり緊張しない少額取引で、毎月のお小遣いを増やしたい場合にうってつけです。
相場分析や戦略立てを行えることが前提となります。
スマホだけでFXをやるメリット
あなたが毎日触っているスマホだけでFXをするメリットは、以下の3つです。
スマホだけでトレードする場合はデメリットだけではなく、メリットも存在するのでそれらを踏まえて考えてみてください。
スマホトレードのメリット①:時間と場所を選ばずにトレード可能
まず初めに「どこにいても、気軽に売買注文を出してチャートなどを確認できること」がメリットとなります。
インターネットに接続できるエリアは、どんどん広がっています。
したがって、他の投資家が自宅に帰るまでノータッチなのを後目に、こっそりと自分のお金を増やせるのです。
チャンスを逃さないことから、自分が見ていない間に大きく動いているのではないかと焦らなくなります。
スマホトレードのメリット②:ログインから取引まで短時間
バッグやポケットから取り出して、すぐにFXの取引画面を呼び出せることも、スマホ用のアプリの特徴です。
ログイン情報を保存する機能もあるので、いったんログインの手続きをすれば、外出先でいちいちパスワードを書いた紙を引っ張り出す必要はありません。
まさに、少し時間が空いた時にゲーム感覚で取引できるわけで、スマホFXを体験すると世界が変わります。
スマホトレードのメリット③:リアルタイム取引にうってつけ
瞬間的な取引では、スマホFXが一番です。
長年の実績があるスマホ用アプリは、多くの投資家からの要望を反映させて、世界的にもトップレベルの操作性を誇っています。
自分で為替レートやチャートの動きを見て、エントリーから決済までしたい方に、理想的な環境です。パソコンのチャートを開きつつも、わざわざスマホで売買を行う投資家もいます。
スマホだけでFXをやるデメリット
使いやすいスマホですが、FX専用ではないことからデメリットもあります。
必ずメリットと同時にデメリットにも目を向けるようにして、局面や状況に応じて使い分けることをオススメします。
スマホトレードのデメリット①:画面が小さいので分析しにくい
スマホの画面は、持ち運びしやすい携帯サイズでしかありません。
多くの情報を同時に表示することが難しく、リアルタイムで複数のチャートを比較しにくい点がネックです。
FXの初心者は、慣れるまでパソコンやタブレットで練習したほうが良いでしょう。
チャートの動き方を一通り学んだ後にはスマホだけでFXができますが、世界の基準としてはやはりデスクトップで分析するのが主流です。
というのも、あなたが何百億という莫大なお金を運用しているヘッジファンドだとして、その資産運用をスマホだけで行いますか?
その答えがすべてを物語っているかと思います。
スマホトレードのデメリット②:通信環境と費用が流動的
スマホの通信状況は、場所によって左右されます。
有線ケーブルのインターネットに比べて、不安定になる可能性が高いです。
1分間でも大きく動くFXでは、常に損切り注文を出しておくなどの用心が欠かせません。
データの通信量による速度制限、それから通信費についても見直しておきましょう。
バッテリー残量がすぐに減っていく場合は、早めの交換が必要です。
スマホトレードのデメリット③:テクニカル指標が少ない
スマホ用のFXアプリは、テクニカル指標がかなり少ないです。
パソコン用の高性能チャートに比べて、半分以下になっています。
もしもスマホだけでFXをやっていきたいのならば、自分のトレード手法を考え直す必要が出てきます。
外出先で注文をするため、可能な限りシンプルな基準にしておくことがおすすめです。
スマホだけでFXトレードを行うコツ
次の予定までの空き時間で行うスマホFXは、手早く済ませることが大切です。
しかし安易にエントリーができる分、分析を間違えてしまえば大きな損失に繋がってしまいます。
ですので、スマホだけでFXをする場合は注意点も必要になってくるので、その部分について説明していきたいと思います。
自分の得意な通貨ペアで勝負
あれもこれもと欲張らずに、自分の得意な通貨ペアに絞ることを推奨します。
なぜなら、スマホFXは短時間で行い、深く考え込んでいる暇がないからです。
すぐに取り返せる自信があれば、仮に負けても焦らずにスマホを閉まっておくべきでしょう。
だいたい5分ぐらいで次の予定が始まりますし、長く我を忘れて没頭するのはセキュリティの観点からもあまりおすすめできません。
定期的にチャートを確認
時間ができたら、こまめにチャートを確認しましょう。
細かくチャートを見ることで、自然に先読みのスキルが育っていきます。
スマホを取り出した時にチラッと見るだけでも効果があるので、日常生活の一部にしてみることをおすすめします。
見る回数が増えれば、取引チャンスが多くなることから落ち着いて判断することが可能です。
ただし、どうしても画面が小さいのでその判断自体が間違えっている可能性もあるので注意してください。
先を見据えた注文で賢く売買
FXの逆指値などの注文を駆使すれば、自分が見ていない間に狙った為替レートで約定します。
仕事中の休憩時間、次のバスや電車までの待ち時間、そのようなスキマ時間だけでは、必ずしもエントリーからエグジットまで完結できるとは限りません。
自分の予想から売買の網を仕掛けて、上手く利益を出しましょう。
スマホだけでFXトレードまとめ
スマホだけでFXトレードをすることは可能ですが、それと「勝てる」ということが違うことをまずはご理解下さい。
ただ、少なからずスマホだけでトレードするメリットも存在しています。
一番なのは「手軽にエントリーできる」ということですが、やっぱりエントリーチャンスが増えるのがスマホでトレードすることでしょう。
けれども、そこにはメリットだけではなくデメリットも存在するので両者を天秤にかけてどのように活用していくのか考えてみてください。
要は、「上手く使い分ける」ということ。
利益を最大化させるために自らの選択肢を絞る必要は無く、それぞれのいい部分だけを凝縮させて自分のトレード手法を確立していけばいいのです。
ですが、スマホだけでFXをしてしまうとどうしても制御ができなくなる人もいるので、そういった人は「パソコンだけ」というルールを設けた方がいいでしょう。
一人一人環境や考え方、性格が違うので一概に「コレ!」という絶対的な答えはありませんが、上手くスマホを取り入れることができれば大きな変化を起こすことができるので、それぞれに合った形でスマホを取り入れるようにしてください。
スマホを取り入れるといっても単に相場を見るだけでも勉強になります。
必ずしもスマホだけでエントリーする必要はないのでその部分を間違えないでくださいね^^