FXの口座開設でも上位に入っているのが『DMM FX』になります。
ですが、ただ知名度が高いからと言っても必ずしも使い勝手がいいわけではありません。
そこで今回は『DMM FXの評判』についてまとめてメリットとデメリットをお伝えしていきたいと思います。
これからDMM FXで口座開設を考えている人はぜひ最後までご覧ください。
知っておきたいDMM FXのデメリット
まずはDMM FXで押さえておくべきデメリット2つを説明したいと思います。
このデメリットを許容できるかどうか?は投資家としての最初の判断だと言えるかもしれません。
ただ、人によってはそこまでデメリットに感じないかもしれないので「自分のトレードにどこまで影響しているのか?」という部分考えて見て下さい。
取引単位:1万通貨
DMM FXの取引単位は「1万通貨」になるので少額取引には向いていません。
たとえば、1,000通貨単位なら最小4,000円ぐらいであるのに対して、1万通貨になると最低4万円以上が必要になります。
国内のFX会社は1,000通貨単位が増えてきましたが、取引単位によって最低資金も変わってくるので混同しないように注意しましょう。
初心者のうちは別のFX会社で少額のトレードを行い、十分な資金ができたら満を持してDMM FXに移ることも1つの解決策です。
その場合は同じDMMグループの『外為ジャパンFX』をお勧めします。
スキャルピング禁止
短時間で繰り返し売買を行うスキャルピングができないことも、DMM FXのデメリットと言えるかもしれません。
原則、公式では「短時間の定義は非公開」としています。
ただ、デイトレードやスイングトレードについては特に問題なく行えるのでそこまで影響は無いのかもしれません。
投資家に嬉しいDMM FXのメリット
利用者が多いDMM FXには投資家に役立つメリットが4つあります。
デメリットと同時にメリットも含めてメイン口座として使用するかしないか判断していきましょう!
業界最高峰:スプレッドの狭さ
ドル円のスプレッドが原則0.2銭の固定です。
それ以外の通貨ペアでも比較的スプレッドが狭いので取引手数料も低コストで済ますことが出来ます。
DMM FXと同等のスプレッドは他にもあるものの、やはり見逃せないメリットの1つだと言えるでしょう。
これはスキャルピングだけに関係なく、デイトレーダーにとっても大きなメリットと言えます。
売りポジションでも低いスワップ
FXのポジション保有によるスワップポイントでもDMM FXにはメリットがあります。
基本的に多くの取引業者では売りと買いのスプレッドを分けていることが多いです。
しかし、DMM FXの場合は売り買いのどちらでもスワップが同じ水準になっているのでお得だと言えます。
極端なことを言ってしまえば、買いと売りで各業者のスワップを計算して差額を利益とする方法も可能になるのです。
ポイントを貯めて現金化可能
DMM FXには「1ポイント=1円」で扱われる【取引応援ポイントサービス】があります。
過去の取引実績に応じてランクが決まって、1営業日の新規取引1ロットにつき最大3倍のポイントが貯まっていく制度です。
このポイントは申請によってFX口座の証拠金の残高に反映されますがポイントが現金で貰えるところが特徴となります。
但し、有効期限などの独自のルールがあるのでポイントを還元するタイミングには気をつけましょう。
LINEで問い合わせられる
DMM FXならではのメリットとして、LINEによる問い合わせを挙げられます。
メッセージを入れるとシステムがオペレーターを呼び出してくれるので手軽に問い合わせることが可能です。
LINEは電話より利用しやすく、これを理由にDMM FXを選ぶ人が大勢います。
従来型の電話や問い合わせフォームによって質問することも可能ですが、多くのユーザーはLINEでのお問い合わせをしているので気軽に問い合わせが出来るのは大きなメリットと言えるでしょう。
DMM FXならば高性能ツールとアプリ
FXで欠かせない取引ツールについてもDMM FXは優秀だと言えます。
ただ、使用有無に関しては各自のトレードスタイルに依存する部分があるので使用すれば利益が出るわけでは無いのでその点は間違えないようにして下さい。
パソコン用の取引ツール
自宅のパソコンとiPadの両方で使えるのが「DMM FX STANDARD」です。
初心者向けのブラウザ形式のためどこでも気軽に利用できるのが特徴となります。
DMM FX PLUSは、より高度な取引をしたい方にぴったりのカスタマイズ性と機能に優れた取引ツールになるので人気も高いです。
スマホ用のアプリ
アプリに関してはiPhone用とAndroid用があります。
また、使いやすく必要な情報をすぐにチェックすることが可能になるので、口コミ評価も悪くはありません。
長年のノウハウが集約されたDMM FXの各種ツールは原則的に無料で使えますが、いずれも口座開設者に向けたサービスになるので、使用したい場合は口座開設するようにして下さい。
DMM FXの口座開設方法
FX会社に口座開設をする際にはまず経営元の確認から始めるべきです。
DMMという名前が付いているので既に知名度は高いのですが、それでも確認する習慣は必要だと言えます。
特にこれが海外になるとリスクが高まるので習慣化するようにして下さい。
経営元の安全性をチェック
2006年から始まったDMM FXは株式会社DMM.com証券の運営です。
『DMM FX』はDMM.comグループの1つで、万が一倒産しても確実に投資家の資産を戻せる信託保全を行っています。
株式会社DMM.com証券は、単体の資本金としても90億円を超えていて、圧倒的な信用を誇っているFX会社です。
ちなみに、株式会社DMM.com証券は外為ジャパンの事業を継承していて、こちらでは1,000通貨単位のトレードを行えるのでオススメとなります。
DMM FXの口座開設
パソコンまたスマホからDMM FXの公式サイトにアクセスして『口座開設』の画面で表示された交付書面に同意した後に、氏名などの個人情報を入力しましょう。
本人確認ができる公的な書類とマイナンバーの確認書類を送ることでひとまず終了です。
DMM FXは申し込みの書類とデータを確認して口座開設の審査を行います。
審査結果については、郵送でログイン用のIDとパスワードが書かれた封筒が届くので書類をお待ちください。
また、FXのトレードは借入とは違うため、職業・年収・自己資金・取引経験は基本的に自己申告のみで進みます。
【番外】DMM FXと似ているGMOクリック証券
初心者がDMM FXを調べるとだいたいGMOクリック証券の名前も出てきます。
その理由としては「サービス内容がよく似ているから」です。
しかし、違う点としてはDMM FXはGMOクリック証券と比べてスプレッドの安定性に優れています。
為替相場が大きく動く時にはスプレッドが広がりやすいので、その点にも注意しながら慎重にFX会社を選んでください。
DMM FX評判まとめ
このようにDMM FXにはメリットとデメリットがあることが分かりました。
ただ、これは他のFX業者も同じことが言えるので大きな問題とは言えないかもしれません。
ですが、個人的にはDMM FXよりも同じDMMグループである外為ジャパンの方がオススメになります。
やはりトレード初心者としては1000通貨でトレード出来るのは大きなメリットです。
少額だからいいというわけではありませんが、それでも「リスク」という面で考えれば1000通貨は魅力となります。
また、外為ジャパンはアプリも見やすく手使いやすいのでそういった意味も含めてオススメとなります。
けれども複数口座を開設するに越したことは無いのでDMM FXを実際に使ってみて判断してみて下さい。