個人の貯金を運用して利益を出せることからFXは高い注目を集めています。
特にリモートワークが広がり、働き方改革によって生き方に自由度が増した今は10年前と比べてFXを始める人が増えたと感じます。
しかし、FXは利益を得られる反面、損失を被る可能性もあるのです。
そこで今回は『FXでやらないと損する!大損を避けるために○○をすべき!』をまとめました。
損失を避けて利益を出す為に重要なことをまとめたのでぜひ最後まで読み進めて下さい。
FXは少額取引から始めやすい
外国為替証拠金取引とも呼ばれているFXは少額からスタートできます。
そこが魅力ではありますが、逆に少額だからといって適当にエントリーする人がいます。
ですが、生半可な気持ちでトレードしてもそれはギャンブルと同じになるので気を付けて下さい。
FXは外国為替を売買する
FXは通貨を高く売って安く買うこともできるし、逆に安く買って高く売ることもできます。
それだけでなく十数種類の通貨を自分で選ぶことが可能です。
このように「選択肢」がたくさんあるからこそ利益を得やくなりますが、人によってはその選択肢がかえって混乱する原因にもなってしまいます。
しかし、「自分の得意な通貨」だけでエントリーすればいいのであり、エントリーするタイミングも自分で選ぶことが出来るので無理する必要はありません。
むしろ自分が「分からない」と少しでも思った時はエントリーを見送るようにして下さい。
値動きを利用した投資運用
FXは為替の値動きによって損益を出していく投資運用です。
個人向けの銀行では扱っていないトルコリラ、メキシコペソなども取引できる業者があるので投資する対象が幅広くなります。
それに週末の土日と一部の祭日を除いてFXの為替レートは24時間動いています。
なぜなら、世界のどこかで為替市場が開かれ、そこで売買されているからです。
常に動いているからこそ売買のチャンスが多くあると言えるでしょう。
なぜFXで大損をするのか?
FXで瞬間的に大きな損をするのは、以下の4つの理由があるからです。
特にFX初心者は大損しない為にも気を付けて下さい。
高いレバレッジで大損
自分の残高よりも大きく取引できるレバレッジは利益を出せる可能性もありますが、損失を拡大させる可能性もあります。
しかし、初心者の大半はそのリスクを考えずにレバレッジをかけすぎて自滅するパターンが多いのです。
たとえば、レバレッジ1倍で1000円の損失でも、レバレッジ20倍なら2万円となります。
2万円といってもたった数分や数時間で損失する場合もあるので、FX初心者は1000通貨単位などの少額で低レバレッジの取引ができるFX会社にした方がいいでしょう。
国内は最大25倍
日本の国内に拠点があるFX会社は最大レバレッジ25倍です。
これは個人向けの口座の話で法律によって定められています。
ただ、海外口座の場合だと888倍とかあるので「25倍」と聞くと少し小さく感じてしまいますが、正直トレード初心者はそれでもリスクが高いと言えます。
自分が狙った方向にレートが動けばいいのですが、問題は予想と逆方向に為替レートが動いた時です。
この時「損切り」が出来ればまだ損失を限定することが出来るのですが、リアルタイムで増えていく損失を確定させるのは勇気がいります。
ですので、大損したくない人は必ず損切り注文を入れるようにして下さい。
それこそ瞬間的に相場が一方向へ動いてFX口座がマイナス表示になったら【追証】を請求されるので気を付けて下さいね。
強制のロスカットに要注意
国内のFX会社には顧客の口座をマイナスにしないための強制ロスカットがあります。
このロスカットはその時点のポジションと残高の関係から危険を察知して自動発動する仕組みですが、顧客の資産を守るのが目的です。
しかし、ロスカットが行われると全ポジションが強制決済となって損失が確定するので精神的なダメージはかなり大きくなります。
ですので、資金に対して低レバレッジや逆指値(損切り注文)の徹底などロスカットを防ぐポジション取りを意識するようにして下さい。
ロスカットは万能ではない
しかし、自動で行われるFX会社のロスカットでも口座の残高がマイナスになる場面も出てきます。
なぜなら、為替レートが急激に変動してシステムが対応しきれない可能性があるからです。
2015年のスイスフランショックと呼ばれる出来事では、歴史上に残る瞬間的な大変動が発生しました。
私の場合は幸いにもスイスフランショックで利益を得られることができましたが、知り合いの投資家はその際に5000万円ものマイナスが生じたくらいです…
追証に関しても騒がれて社会現象となったのでマイナー通貨を扱う際はレバレッジに気を付けて下さい。
FXでやらないと大損すること
初心者がFXで大損を避けるためにも以下の5つに注意しなければなりません。
徹底した管理によって利益を得られるので必ず習慣化してやるようにして下さいね。
自分の損切りをルール化する
FXでは自分の考えによる損切りをルール化しておく必要があります。
なぜなら、FXは投資で予想が外れた時には損失を小さくすることが鉄則になっているからです。
もし損切りのルールを決めていないといつまでもチャートを眺めてしまい、含み損が膨らんでいきます。
その結果、損切りが出来なくてズルズルと言ってしまいロスカット…
FXのあるあるなので注意して下さいね。
損切りのルールを必ず守る
自分が決めた損切りのルールはきちんと守りましょう。
なぜなら、守らなければ決めた意味がないからです。
仮に損切りをせずに助かる場合があっても損切りする習慣が無ければいつか必ず大損してしまいます。
ですので、損切りのルールを作るだけではなく、そのルールを確実に実行する行動力と判断力を身に着けるようにして下さい。
リアルトレードでそれが出来なければ致命的になるので、もし損切りが出来ない人はデモトレードに戻ってひたすら損切りの練習をして下さい。
それくらい重要ですから。
1回で大きなポジションを避ける
高額の損失を避けるために1回の取引で大きなポジションを避けることも必要です。
これは先ほどのスイスフランショックでも分かりますが、一瞬にして2000pipsとか為替レートが動くときはあります。
基本的に相場に絶対は無いので「想定外の損失」が出たとしても生き残れるように考えて動かなければなりません。
上手くいった時のことではなく、損切りのことを考えて動くのが“FXで成功するためのコツ”とも言えるでしょう。
常に低レバレッジに徹する
最大5倍までのレバレッジに抑えて損失を小さくしましょう。
レバレッジを効かせるとその分利益も大きくなりますが、反対に損失も大きくなってしまいます。
仮に1万円の損失で抑えられたとしてもレバレッジを効かせることでそれが10倍の10万円になったりもするのです。
利益を追い求める時には必ず損失のリスクが付きまとっているのを忘れないでください。
ロスカットや資産を失う場合のほとんどは高レバレッジによる影響なので。
ルールを必要に応じて変更する
1週間や1ヶ月の節目が過ぎたら自分のルールを見直すことをおすすめします。
なぜなら、これは損小利大に欠かせない行為でパフォーマンスの向上につながるからです。
過去の取引から自分のエントリーや損切り、利食いのポイントを振り返るとより良いルールが見えてきます。
常に相場も変わっているのでその都度ルールを更新していきましょう。
但し、ルールを変えてブレることもあるので気を付けて下さい。
個人にとって夢のあるFX
他の投資運用に比べてFXには大きな夢があります。
それこそ私もFXで人生が大きく変わりました。
むしろ10年前にFXを始めてなかったらと思うと少し怖いくらいです。
ですが、必ずしも利益が出るわけでは無いのでもしFXをやるのであれば本気で取り組んでください。
売買のどちらでもエントリー可能
株式投資が年単位で割安な銘柄に投資するのに対してFXは上昇トレンドと下降トレンドのどちらでも利益を出せます。
最短で数分のトレードが可能なので幅広い戦略の中から選べますが、逆にトレード手法が確立していないと迷う原因になります。
レバレッジについても株式投資より魅力的ですが、その分損失を出す人も多いので気を付けて下さい。
自分に合ったFX口座を開設
個人がFXを始めるためにはいずれかの金融機関に口座を開設することが求められます。
それぞれFX会社によって特徴がありますが、分からない場合は無料で作れるので色々口座開設して使いやすいのを選んだ方がいいでしょう。
会社によって特色は違いますが、国内口座であればそれほど大きな違いは無いのでそこまで気にする必要は無いのかもしれません。
FXでやらないと損する!まとめ
このようにFXは常にリスクが付きまとっているのでやらないと大損することがたくさんあります。
しかし、すべてをやったからといって損失を抑えられるわけではありません。
そこが難しいとこなのですが、知識があるからといってFXは勝てるわけではないのです。
知識だけでなく、経験や相場観など含めて総合的に相場を客観視することが出来なければ利益を得ることは出来ません。
いや、利益を出すことは出来るのですが、「利益を出し続けること」は出来ないのです。
ここが重要で、FXを行うのであれば利益を出し続けなければ意味がありません。
それこそ短期間にサクッと稼いで辞めるのであれば問題無いのですが、多くの場合はその限りではありません。
長期的に稼いで大金を得ようと思うはずです。
ですので、そうした理想のトレードを行い、自分の人生において大きなプラスとなる為にも今回の内容だけでなく様々な視点やスキルを身に着けて下さい。
本ブログにもその“ヒント”がちりばめられているのでぜひ参考にして下さいね。