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初心者

FX初心者が意識すべき4つのトレードスタイルを解説!

トレードを行う上で、自分自身に合ったトレードスタイルを見つけることはとても大切です。

 

実際に自分に合うトレードを見つけるためには、実践を積んでいくしか無いと思いますが、それでも、どんなトレードの種類があるのか知らないことには判断つきませんよね?

 

そこで、今回は各トレードスタイルとその簡単なメリット・デメリットをご紹介したいと思います!

 

オススメとかそういったものではなく、単純に今回はそれぞれの概要を説明していくので、自分自身の環境や考え方と照らし合わせてあなたに合ったトレードスタイルを見つけてくださいね^^

 

4つのFXトレードスタイル

まずは「トレード時間」をもとにして分類したFXのトレードスタイルをみていきましょう。

◆FXのトレードスタイル

  • スキャルピングトレード(数秒~数分)
  • デイトレード(数十分~数時間)
  • スイングトレード(数日~数週間)
  • 長期トレード(数ヶ月~数年)

これらのようにFXには数秒単位で行うトレードから、数年かけて行うトレードまであります。

 

それでは、次にこの4つのトレードスタイルを見ていきたいと思います。

 

スキャルピングトレード(数秒~数分)

最初に紹介するのは「スキャルピングトレード」になります。

 

スキャルピングトレードは、新規注文してから決済まで数秒から数分という短い期間で行うトレードスタイル。

 

なぜ「スキャルピング」というのか?

 

それは、「頭の皮(スキャルプ)を薄くはぐ」というというところから由来しています。

 

「頭の皮(スキャルプ)を薄くはぐ」ように、利益を薄く薄く積み重ねていく。

 

そんなイメージのトレードスタイルです。

 

社会情勢などを深く研究して、長い目線に立って取引するトレードとは違い、まるでEスポーツの様に、反射神経を使って、「上がった、ポチッ」「下がった、ポチッ」と新規注文、決済を繰り返すような感じですね。

 

実際に、リアルなプロトレーダーでも、このスキャルピングを専門にしている人もいます。

 

例えば、スキャルピングをメインにしているプロトレーダーは、1回のトレードで数十ロットなどのとても大きなポジションを持ってトレードしたりします。

 

つまり、1回に数十万円とか数百万円を使ってトレードしているのです。

 

これを1日に数十回行ったりして、利益を積み重ねていくトレードスタイルになります。

 

スキャルピングのメリットとしては「ポジションを長い時間もっていなくても良い」ということ。

実際にトレードすると分かりますが、ポジションを持っている(エントリーしている)時間というのは、とても大きなストレスがかかります。

 

また、数十万円の軍資金をトレードに注ぎ込んでいる状態で数時間から数日持っていると、含み損を抱えることや全部無くなる可能性もあるので、とっても疲れます。

 

でも、スキャルピングならこれを数秒とか、数分とかで終わらせることができます。

 

この短い期間という特色にメリットを見出すトレーダーも少なからずいます。

 

それに、サラリーマンなど本業の影響で「トレード時間が少ない人」だとしても短時間決済になるので好む人は多いです。

 

デメリットとしては「1回のトレード利益が他のトレードスタイルに比べるととても薄くなりがち」ということ。

 

スキャルピングで大きな利益を狙おうと思えば、エントリーの回数を多くするか、ポジションを大きくする以外はなかなか難しくなります。

 

他にも「スプレッドの影響をもろに受けてしまう」ということがあります。

 

スプレッドは、少しマイナスな状態からスタートするもの。

 

スキャルピングはただでさえ少ない利益(時間が短いので)になりがちになりますが、そこから、スプレッドのマイナススタート分が引かれてしまいます。

 

そうなると利益が少なくなるのは当然でしょう。

 

特に、海外FX会社はスプレッドが大きい傾向があります。

 

しかし、前述した通りスプレッドが大きい会社は、スキャルピングには向きません。

 

スプレッドの大きい会社で、数秒間や数分の間に新規注文から決済までしようと思うと、スプレッドのマイナス分が取り戻せない内に終わることも多々出てくるからです。

 

こうなると、トレードすればするほどマイナスになりますね…。

 

また、日本のFX会社には、スキャルピング非推奨のトコロもあります。

 

実際、スキャルピングを推奨していない会社を使ってスキャルピングを何回もすると、口座が強制解約になったりすることもあるそうです。

 

デイトレード(数十分~数時間)

デイトレードは、数十分から数時間の間に新規注文から決済までするスタイルになり、基本的に日をまたぐことはありません。

 

(※人によって定義は異なります。)

 

昔、個人トレーダーが流行り始めた時に「デイトレーダー」というコトバが流行りました。

 

デイトレーダーは、このデイトレードをする人たちのことを指しており、ごく普通の主婦の人がデイトレで年間数千万円の利益を得たことで爆発的人気になったのです。

 

ただ、その人は脱税していたことでその利益額がニュースになり広く知れ渡った形になります。

 

脱税は立派な犯罪になるのでくれぐれもご注意下さい。

 

では話を戻して…

 

通常、エントリーしている時間は長ければ長いほど、レートは大きく動きます。

 

勿論、それが期待する方に動くか反対に逆行してしまうかは、その時々によって変わりますが、保有時間が長いほど大きく動く可能性があるのでその分、利益を得られる可能性も大きくなるのです。

 

ですので、1回のトレードで大きな利益を狙う場合は、スキャルピングよりも、デイトレードやスイングトレード、長期トレードの方が向いていると言えます。

 

しかし、その分マイナスの可能性もあるわけですから、そこに恐怖を感じてスキャルピングを選択する人もたくさんいます。

 

また、寝ている間に相場のことを気にしたくないからポジションを繰り越さないように決済する人(デイトレーダー)も多いです。

 

私もサラリーマン時代はポジションを持ちこして次の日の朝に顔面蒼白したのをよく覚えていますね…(笑)

 

そのように休んでいるときも相場やポジションのことを考えたくないから一日のうちに決済するデイトレを選択している人も多いのです。

 

スイングトレード(数日~数週間)

次に紹介するのは「スイングトレード」になります。

 

スイングトレードは、数日から数週間の期間で行うトレードスタイルです。

 

一般的に、個人トレーダーにはスイングトレーダーが多いと言われています。

 

というのも、株は基本的に長期保有が多く、投資している人も株から入ってFXにスライドしている場合が多いからです。

 

他にも本業を抱えているとどうしても短期売買が難しくなるので、その為、数日から数週間ポジションを保有するスイングトレードが人気を集めているのです。

 

長期トレード(数ヶ月~数年)

最後にご紹介するのは「長期トレード」になります。

 

長期トレードは、数ヶ月から数年という、その名の通りの長期間をかけて行うトレードスタイルです。

 

長期トレードの場合は、日毎に微額が加算されるスワップポイントを狙うケースと放置することによる精神的安定を狙うケースがあります。

 

また、世界情勢や経済情報に精通している、所謂「ファンダメンタル分析」に秀でた人や組織も長期トレードをしたりします。

 

メリットとしては、スワップを狙えることや放置できることによる精神安定、また利確したときの大きなリターンがあり、デメリットとしてはエントリーポイントが少ないことや損切りの場合は金額やpipsが大きくなることです。

 

【関連記事:勝てるトレーダーは○○が共通している!】

 

独自のトレードスタイルが必要

ちなみに、これら4つのトレードスタイルは厳密に使い分ける必要はありません。

 

なぜなら、前述したトレードスタイルというのは単にトレード保有時間で分類して名称を付けたにすぎないからです。

 

ですので、自分の生活環境やロット、メンタルなどを加味して上手く使い分ければいいのです。

 

それに相場は常に流動的に動いているのでその時々によって状況が違います。

 

だからこそトレードスタイルを固定しなくてもいいのです。

 

ですが、そうはいっても自分にあったトレードスタイルを見出すことは、実際にトレードを行っていく上ではとても大切なことになります。

 

あとはデモ口座やリアル口座(小ロット)にてそのメリット・デメリットを肌で感じて、そして自分自身の中で定義づけていけばいいでしょう。

 

あなたのトレードスタイルを確立できるように色々と試してみてくださいね^^

 

エントリー時のトレード方法

最後にご紹介するのはエントリー時のトレード方法についてです。

 

実際にエントリーする前にはチャートを見て「順張り(じゅんばり)」か「逆張り(ぎゃくばり)」かのどちらかを狙っていくことが多くなります。

 

実際に、この特徴をうまく使って大きな利益を出している人もたくさんいるくらいです。

 

では、その意味について説明していきます。

 

順張り(じゅんばり)

相場には、その時の旬の流れとも言える「トレンド」というものがあります。

 

例えば、相場が上向きなら「上昇トレンド」、下向きなら「下落トレンド(下降トレンド)」などと言います。

 

一般的には、一度相場にこの「トレンド」が発生すると継続しやすい傾向にあり、そのトレンド方向と同じ方向にエントリーすることが「順張り」となります。

 

つまり、チャートが上がっている「上昇トレンド」の時に「買い」、下落している「下降トレンド」のときに「売る」スタイルのことです。

 

その時の波に乗るということから、別名「波乗りトレード」と言われたりもします。

 

「トレンドは継続する」ということからも、一般的に教本やFXを教えるサイトや動画サイトの多くでは、順張りを行うことを推奨している場合が多いです。

 

それにFX初心者の人には順張りの方が分かりやすいので、まずは順張りを意識してみましょう!

 

逆張り(ぎゃくばり)

逆張りトレードは、順張りトレードの逆になります。

 

つまり、チャートが上がっている「上昇トレンド」の時に「売る」、下落している「下降トレンド」のときに「買う」スタイルのことです。

 

実際に、世の中のプロトレーダーには、意外と多くの人が「逆張り」トレードを行っていることが見受けられます。

 

なぜなら、トレンド転換のタイミングを見計らって逆張りエントリーをすることで大きな利益を得ることができるからです。

 

実際にトレードをする際には、この2つのどちらが自分に合うのか試行錯誤していきながらトレード手法を増やしていくといいでしょう。

 

FX初心者が意識すべき4つのトレードスタイルまとめ

今回は、FXトレードを行う上での「トレードスタイル」についてお伝えしてきました。

 

それぞれメリット・デメリットがあり、それにあなたの考え方や生活環境に依存してくる部分が多いので一人一人トレードスタイルが異なってきます。

 

ですが、トレードを行う上で、自分自身にピッタリくるトレードスタイルを見つけることはとても大切な作業になるので時間は掛かりますが、どのスタイルがいいのか見つけるようにしてください。

 

できればデモトレードで試してからその後リアルトレードに移行していく方がいいでしょう。

 

もし初めからリアルトレードで模索していく場合は最小単位で取引してリスクや損失を減らすように意識してくださいね!

 

【関連記事:トレード手法を真似る危険性を暴露!】

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