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FXで勝つために不可欠な資金管理方法

もしもFXに限らず投資を長く続けていくのであれば、アレキサンダー・エルダーと言うトレーディングセミナー講師のことは知っておくべきでしょう。

 

アレキサンダー・エルダー氏が唱える「3つのM」は投資で利益を上げていくために必要な要素として、多くのプロトレーダーが参考にしています。

 

「The 3 M’s of Successful Trading(トレード成功への3つのM)」と言う表題で発表された講演の内容は「Mind(心理)」「Method(手法)」「Money(資金管理)」の3つでした。

 

そして今回は、その中でも重要な「Money(資金管理)」に着目し、FXにおける資金管理の大切さを考察していきたいと思います。

 

■こんな負け方は最悪!トレーダーが死に至る2つの原因

 

FXである程度取引をしてみると分かることではありますが、一度でも損失を出すと「損失を取り返すぞ」と利益を出すことに躍起になったりはしませんか?

 

しかし、そう意気込んでエントリーを増やそうと躍起になっても損失を増やすリスクが増すだけです。

 

とは言え、損失を出さずに利益だけを得ることもできません。

 

それに損失にも「許される損失」「許されない損失」が存在します。

 

では、許されない損失とは一体なんでしょうか?

 

<FX資金管理方法①:一度の破滅的な損失は立て直せない>

たとえば一度の取引でロスカットまでは行かずとも、口座の3分の1を失うほどの損失を出してしまうこともあるでしょう。

 

しかし、3分の1ほど失った損失を具体的に補填するには、口座の残り半分と同額ほどの利益を出す必要が出てくるのです。

 

つまりは、元の口座資金の額まで戻すことすら難しいのがFXということです。

 

このように考えてみるととても気が遠くなるかもしれません。

 

ですが、それが不可能ではないこともまたFXの特徴だと言えるでしょう。

 

正しい方法で運用することが出来れば決して不可能ではないことを忘れないでください。

 

<FX資金管理方法②:損切り貧乏が破滅へと繋がる>

FXにおいて致命的なのは「大きな損失」だけではありません。

 

利益を上げられずに損失が重なれば当たり前ではありますが損失だけが残ってしまいます。

 

たとえば長期ホールドすることで利益が出るポジションを保有していたとしても、少しの損失を恐れて損切りしてしまえば資産は良くてプラスマイナスゼロ、悪くてマイナスになるのです。

 

つまり「損切をすれば良い」というものでもないのです。

 

損切りは絶対に出来なければなりませんが、かといってすべてのトレードが損切りになってしまえば損切り貧乏になってしまうので注意してください。

 

その場合は戦略ミスが原因ですから一刻も早く改善した方がいいですよ!

 

■FXの資金管理方法で重要な「2%ルールと6%ルール」

 

損失を恐れるトレーダーにとって、たとえ一回の損失でも相当の気を使うでしょう。

 

一回の取引で多額の損失を出し、FXに自信を無くしてしまった人にこそアレキサンダー・エルダー氏は「2%」と「6%」のルールを勧めます。

 

ルールを設けることで厳格な取引を行うことは、精神的な疲れの軽減にもなります。

 

もしもFXを続けるうえで取引のルールを決めていなければ、ぜひ参考にしてみてください。

 

<2%のルールとは?>

どのような取引であっても「口座資金の2%以上のリスクを取らない」と決めることでFXは格段に負けづらくなります。

 

たとえば、10万円の資金であれば一回の取引で許される損失は2千円までです。

 

FX初心者や負けトレーダーにはこの考え方を全てのポジションに適応しています。

 

(厳密にはリスクを冒して利益を取りに行く場面もありますが)

 

そして複数通貨を保有する際も例外なく、同様の条件で運用していくことをおすすめします。

 

<6%のルールとは?>

2%ルールが短期で損失をコントロールするルールであれば、6%ルールは月の損失に上限を設けることで客観的に損失の拡大を防ぐ目的のルールになります。

 

たとえば、10万円の資金であれば1か月の間に許される損失は6千円になります。

 

このルールは正確には「利用可能リスク」と呼ばれ「無茶な取引をしていないか」とリスクを分析し、無駄なリスクを増やさないことを目的にしています。

 

たとえば、損失額の合計が1週間で6%を超えてしまった場合「残りの1ヵ月はFXを自粛する」「デモトレードで勉強をする」など、損失を出したことに対するペナルティをルールとして設けることで客観的判断ができるでしょう。

 

しかし、ここまで厳しくする必要は無いかもしれませんが、資金管理というのは徹底的に行わなければ資金を失う事になります。

 

そうなる前に自分でルールを課して運用するようにして下さい。

 

私はトレードを始めて間もない頃にロスカットを数回経験して地獄を見たので、私と同じ過ちを犯して欲しくないからこそ伝えています。

 

『関連記事:95%が陥る間違ったトレード方法』

 

■トレード記録こそが成長の鍵!資金管理記録のススメ

 

アレキサンダー・エルダー氏は「トレードが綱渡りなら、リスクは命綱である」と揶揄し、損失と同じ金額を利益で巻き返しても「損失は無かったことにはならない」と語りました。

 

損失を進んで出したい、という人は誰もいないでしょう。

 

しかし、一回の損失も出さずに利益だけ上げることは至難でしょう。

 

だからこそ、損失を許容する必要があるのですが、そこで僕も実践しているオススメの資金管理方法を教えるとするならば「トレード日誌」を付けることです。

 

その日の利益と損失の合計をそれぞれ色別で記入し、利益と損失の原因を分析します。

 

日誌の付け方にも順番がありますので、順番に見てみましょう。

 

<STEP1:月の始めにシナリオを立てる>

たとえば「毎月第一金曜日には米雇用統計の発表があるから、そこでポジション取りをする」「今月は米国債の利払い月だから利払い日の取引を控える」など、月の始めに大まかな取引のシナリオを立てることで取引根拠を探しやすくします。

 

つまり、トレード日誌を付ける前準備として予定を立てるわけです。

 

言うなれば小学生が夏休みに計画表をつくり、それに従って行動したかどうかを日記に付けるようなものでしょう。

 

<STEP2:カレンダー式で管理>

月の始めに立てたシナリオ通りに取引を出来ているか、というのはカレンダー式で管理すると分かりやすくなります。

 

シナリオ通りに取引が出来ていれば利益と損失のバランスは利益の方が良くなり逆にサプライズ、ハプニングの発生によってシナリオ通りに取引が出来ていなければ損失の方が大きいことで説明がつくでしょう。

 

そしてGoogleカレンダーにFX専用のアカウントを作り、そこに毎日の利益と損失の合計金額を記入しています。

 

たとえば、利益が2千円なら黒いラベルで2千、損失が0円なら赤いラベルで0、とこのように2つのラベルを付けていくのです。

 

ただし、これはエクセルが無い人に推奨している方法ですので、エクセルがある人はシートにまとめることをおすすめします。

 

<STEP3:途中経過を毎日足し算する>

「今週の損失は6%ルールで許容できる範囲の半分を占めてしまった」

 

「今月の損益のバランスは損失に対して利益が少ない」

 

など、その日の利益の合計と損失の合計は過去の損益に足し、比較することで考察することができます。

 

少し難しくなりますが、FXにおけるリスク管理ではこれを「リスクの評価」と位置づけています。

 

損失は膨らみすぎていないか、利益は確保できているかなど、抱えたリスクに見合った利益を獲得できているのか評価することが資金管理方法において重要になってくると考察します。

 

■FXで勝つために不可欠な資金管理方法まとめ

 

プロのトレーダーであり、コロンビア大学の教授でもあり、セミナー講師でもあるアレキサンダー・エルダー氏が唱える資金管理方法を今回はご紹介しました。

 

損失が膨らむことを阻止するルールではありますが、大事なことは損失以上の利益を上げ続けることです。

 

「なんで利益が上がらないんだろう」と考えるきっかけは資金管理専用の日誌を付けることで生まれます。

 

「必要以上に失わず」「確実な利益を確保する」ことこそが資金管理の全てとも言えるでしょう。

 

資金管理は大切なので必ず出来るようにして下さい。

 

『関連記事:プロトレーダーが推奨するFX勉強方法』