FXで「どうやっても勝てない!」と悩んでいる人は何かしらの原因があります。
しかし、その原因は人によって違うので一概に「○○をやれば勝てるようになる!」とは言えないのです。
ですが、少なからずFXで勝てない人には“共通点”があり、それは勝つトレーダーも同じようにして共通点があるのです。
そこで今回は『勝てないトレーダーが意識すべき勝つ為の4つのコツ』をまとめました!
FXで「勝てない…」と悩むトレーダーは最後まで必ず読んで下さいね。
FXで勝つコツ①:FXの仕組みと時間足の違いに注意
初心者は、まずFXの基本について理解しておく必要があります。
しかし、トレードを始める多くの人が基礎中の基礎も分からないままトレードを始めているのが現状です。
それでは勝てるどころか市場参加者にとっては“格好の餌食”になるので、まずは基礎基本を理解するようにしてからトレードすることをお勧めします。
FXには勝てない仕組みがある
FX業者は原則的に相対取引で「顧客の利益=FX業者の損失」になりやすい構造です。
具体的には顧客の注文を内部で呑んでしまい、インターバンクという金融市場へ流さないことがあります。
実際には、一部の注文は仲介して、負けそうな顧客の注文は呑んでしまうといった、柔軟な対応です。
国内で正真正銘のガラス張りの取引は、証券取引所を経由するFXだけになっています。
相対取引は低スプレッドのため、「FX業者と損益が対立する場合もある」と理解しながら、上手に活用しましょう。
ですが、だからといって必ず負けるということは無いのでそこは間違えないようにして下さい。
時間足でトレンドが変わる
日足では見事な下降トレンドであるのに、1分足、5分足ではいかにも上昇しそうな形になるのがFXです。
短すぎる時間足で見ていることが勝てない理由の上位で、15分足、30分足と長い時間足に変更するだけで解決します。
FXは全体の流れをチェックすることが大事だから、「スキャルピングで5分足を見ろと学んだから」とこだわらずに、色々な時間足のチャートを確認するべきです。
大きな時間足の方向に順張りすれば、勝ちやすくなります。
週足や日足のピボットを意識しつつ、スイングトレードではファンダメンタルズ分析もできれば、完璧です。
FXで勝つコツ②:資金管理と勝率でトレード改善
FXで「勝てない!」と嘆いている人は、以下の2点を見直してみましょう。
勝てない人の多くが絶対的に出来ていない可能性があります。
むしろ、ほとんどの場合はこの2つに該当もしくはどちらか1つに該当するので、当てはまる場合は改善するようにして下さい。
勝てない原因①:資金管理で勝てるトレードにすべき
1回の損失を全体の2%までに抑えられるトレードが、正しい資金管理です。
FXは負けながら資金を増やしていく投資運用のため、必ず損切りについて考えなければなりません。
たとえば、1万円の2%なら200円、10万円なら2,000円と具体的な数字が出て、ここからエントリーにおいて許容できるpipsが決まります。
10~20pipsが損切りのラインになるから、いかにしてその為替レートに接触しないように利食いさせるのかを追求する流れです。
損切りのラインに達した場合には、逆指値などで必ず切ることが必須になります。
中には「損切りしない」と決めているトレーダーがいますが、それは大変危険な行為になるので気を付けて下さい。
勝てない原因②:勝率にこだわると勝てない
「勝率90%を維持すれば勝てる」と考えるのは、早計といえます。
なぜなら、損切りできないトレードでは、コツコツドカンでお金を減らす可能性が高いからです。
もう1つの危険として、ナンピンという無限の買い下がり、あるいは売り上がりをしてしまうことも挙げられます。ナ
ンピンを損切りしない必勝法と思いがちですが、いずれ1回のロスカットで全ての資金を失うから、要注意です。
トレーディングのプロでも、連敗しながら資金を増やせるタイプが最後まで生き残っています。
戦略無しのナンピンには注意してください。
FXで勝つコツ③:群集心理に負けないメンタル管理
手法が正しくても、メンタル管理が不十分では負け続けることが多いです。
たとえば、勝率90%のトレード手法があるとしたら、100回中10回が負けの計算になります。
しかし、たまたまその負けが10回連続してしまったらあなたはどう考えますか?
ほとんどの人が「この手法は勝てないからやめよう…」となるはずです。
しかし、その10回を超えた先はすべて勝つ計算になるので、それを知っていれば手法を辞めることはありません。
これはたとえ話ですが、こうした事実が起きるのは実はメンタルにあるのです。
だからこそ、メンタル管理がFXには重要となってくることを忘れてはなりません。
群集心理から離脱しよう
アナリストやネットの掲示板の意見を参考にするのは良いものの、全面的に依存すると危険です。
群集心理は負ける方向に進みやすいので、まずそこから抜け出さなければいけません。
「みんなが言っているから買う」ではなく、「テクニカル分析で天井、さらに相場がパニック気味だから、買いをやめるか入っても薄利で逃げる」という思考が必要になるのです。
他の投資家がどのように考えているのかを読み取り、焦らずにエントリーする癖をつけましょう。
最初は上手くいかずとも、少しずつ優位性を確保していけば、やがてプロ並みの判断が出来るようになるのです。
負けを受け入れる勇気
FXでは、どれだけ凄腕のプロでも負けています。
そのため、長くFXでお金を増やしていく予定ならば、FXは運によっても左右されることへの理解が必須です。
負けたくない思いが強くなりすぎると、大きな枚数を張れない、勝ちやすいタイミングでエントリーできない、ナンピンをしたがる等のデメリットが生じます。
損切りで負けつつ、それでも資金が増えていく経験を積み、負けを受け入れる大切さを学ぶことが最も効果的です。
1万円以下の少額で、FXの思考力やメンタルを磨くことも一つの方法でしょう。
大きな資産を失う前にも…
FXで勝つコツ④:根拠のあるエントリーが重要
上記の3つのコツを押さえたら、最後に手堅いトレードへの地道な改善です。
しかし、勝ちトレーダーに回る為にも避けては通れない道になるので、地道な作業にはなりますが必ず怠らないようにして下さい。
それでなければ勘とか感覚によるトレードになってしまうので…
自分のトレード手法を検証
自分のトレード手法を決めたら、しばらく目の前のチャートで検証することが大切です。
プログラムを組んで本格的に過去のチャートで確認する人もいますが、手動で1ヶ月ぐらい売買結果をチェックする方法でも十分となります。
資金を減らしたくない場合には、デモトレードで行い、売買のデータを表計算で管理することがおすすめです。
そしてFXでは半年のレンジ相場からのブレイクなど、大きな転換点もあります。
ゆえに、検証したからと油断せずに、そのトレード手法がどの相場に強く、どうなると弱いのかを把握しておくべきです。
プライスアクションも重視
これまでのポイントを守っても勝てないと悩んでいる方は、プライスアクションを軽視している可能性があります。
プライスアクションとは為替レートの値動きによる売買のことで、よりムダのない判断を実現できます。
「為替レートの数字が増えてきたから買う」といったリアルタイム取引、特にスキャルピングやデイトレードで用いられている考え方です。
ローソク足がおすすめで、「直近の高値を抜く、あるいは陽線になったから買う」などの柔軟な取引になります。
ポジポジ病で悩んでいる場合には、このプライスアクションを意識するのが効果的でしょう。
FXで勝てないと悩んでいる人へおすすめ!まとめ
FXで勝てない原因はいくつかありますが、人によってその原因は違ってきます。
ですので、上記の部分を自分と照らし合わせながら「どのように改善すべきなのか?」を考えて見て下さい。
勝てるトレーダーになる為にこうした地道な作業は不可欠であり、少なからず利益を出しているトレーダーはこの地道な作業を行っているのです。
はたから見れば簡単に勝っているように見えるトレーダーでもどこかで必ず苦労や努力をしています。
利益はその行動による賜物であることを決して忘れないでください。
でも、ここを徹底的にやることで勝てないトレーダーから勝てるトレーダーに変貌することが出来るので意識してくださいね!
分からなければLINE@よりご相談お願いしますm(__)m