FXは勉強しても勝てないと考えがちですが、勉強しない投資家はもっと勝てません。
いや、厳密にいえば勉強しても勝つことはできますが勝ち続けることはできません。
これは実際に私がそうだったからこそ言えるのです。
勉強していない期間はいわゆる「ビギナーズラック」で勝つことはできましたが、そう長くは続きませんでした…。
そして負けが続いてビギナーズラックで稼いだお金も失って、そこからやっと勉強するようになったのですが状況は変わらず…
でも、普通だったら勉強すれば成果はでますよね?
試験や資格などを考えたら勉強量と比例して点数が上がっていくのですが、不思議とFXでは反比例になるのです。
そこから自分なりにこうした不思議な状況を分析して今では勝ち続けるトレーダーの仲間入りをすることができました。
そこで今回は「なぜFXは勉強しても勝てないのか?」という部分を説明していきたいと思います!
なぜFXは勉強しても勝てないのか?
FXを勉強すると専門用語やカタカナが多いので苦労を伴います。
しかし、その苦労を乗り越えたからと言って勝てないと心が折れますよね?
私もFXを始めた頃には何度も心が折れたので気持ちは分かります。
ですので、私と同じように心を折れる前にFXで勉強をしたからといって勝てない理由を理解して、勉強に取り組むようにしてください。
これを知っていると知らないとでは結果が出る時間も全然違うので必ず理解してくださいね^^
FXで勉強しても勝てない理由①:FXには模範解答がない
勉強しても勝てない理由は、FXには「こうすれば絶対に勝てる!」という必勝法がないからです。
学校の勉強では必ず模範解答がありますが、各国のパワーゲームの為替相場ではそうはいきません。
時にはプロのディーラーですら予想できない動きを見せるので、かなり厄介です。
試験や仕事で優秀な人ほど、逆にどうすれば良いのか迷いやすく、注意する必要があります。
それに相場に「100%はない」のでここを覚えておいてください。
FXで勉強しても勝てない理由②:偶然に負けてしまう場合がある
正しい考え方と手順で進めても、運が悪いと負けてしまうのがFXです。
自分のトレードを見直す時に引っかかりやすい落とし穴で、たった1回の失敗によって最終的に勝てるルールを放棄してしまう事例が後を絶ちません。
学校のテストや受験ならば、一度覚えたパターンの問題で間違えることは稀です。
しかし、FXでは、自分の勝ち筋がふいになることがよく見られます。
FXは基本的にランダムウォームであることを忘れてしまうと負けてしまうことになるので気を付けてください。
FXで勉強しても勝てない理由③:本物の投資家に相談できない
プロトレーダーに相談できないことも、FXの勉強を難しくしている理由の1つです。
金融機関で働いているプロへの相談は守秘義務によって阻まれ、自分の近くで本物の投資家を見つけようとしても手掛かりすらありません。
結果的に、ネットのWEBサイトに頼るしかなく、人によっては詐欺まがいの情報商材に縋りつくという有様です。
FXではメンター(師匠)となる人を見つけ出すこと自体がそもそも難しいのですからね…
投資家のマインドを身につけよう
成果につながる勉強は、投資家のマインドがあってこそ成り立ちます。
実際私もメンターと出会い、そして考え方が180度変わったからこそトレード成績も変化するようになったのです。
それほどFXではマインドセットが重要な位置づけになるので「知ってる」といって無視しないようにしてください。
勝つためのマインドセット①:自分の資産を増やすことが目的
自分の資産をゆっくりと増やすことを中心に据えると、FXのチャートや投資情報が全く違うものに変わります。
時間を費やして大きく勝つのか、それとも短時間で刻んでいくのか、そういった大きな方針を決めることから再スタートしましょう。
日常生活でどの時間帯にトレードできるのかを振り返ることも、自分の成績をリフォームするきっかけになります。
勝つためのマインドセット②:負けながら続ける取引を当たり前に
しっかりと税金を払っているレベルの投資家は、自分が負けることを計算に入れています。
大事な勝負で1回負けたら二度とチャレンジできないのが人生ですが、投資に限ってはお金を用意すればいつでもやり直せます。
FXでは、負けながらも冷静に体勢を立て直して、最後には勝つというスタイルを身につけましょう。
ただ、「負けながら続ける」といっても立ち直れるくらいのダメージを負ってしまっては意味が無いのでリスク管理をしっかりすることを忘れないようにしてください。
勝つためのマインドセット③:他人の意見ではなく自分を信じる
素直に他人のアドバイスを聞くことは、FXにおいては混乱する原因です。
他人がやっている設定や手法をそのまま模倣しても、自分とは違う性格や生活習慣だから、上手くいかない可能性が高くなります。
トレードをしながら自分にちょうど良い状態にフィッティングを行い、その結果を受け止めましょう。
「あの人が言っていたから」と言い訳をしているうちは、まだ投資家のマインドではありません。
資金管理とトレード手法はどちらも大切
自分の資金をきちんと守りつつ、正しいトレードをすることで報われます。
でもFXで勝てない人に限ってこのどちらか一方しかやっていない場合が多いです。
しかし、FXで利益を上げ続ける為にはどちらも必要となるので忘れないでください。
勝ちトレーダーになる為に①:資金管理もしっかりと勉強しよう
トレードの勉強をしているのに、どうしてもお金を増やせない方は、だいたい資金管理が未熟です。
資金管理とは自分のお金の増減をコントロールする技術で、例えば余裕のある枚数のポジションにとどめるなどの守りの側面が強くなっています。
勝ったから強気になって全力勝負をするのではなく、「次は負けるかも」という冷静な思考に基づいて、どのような結果になっても耐えられるトレードを心がけるべきです。
勝ちトレーダーになる為に②:合計で勝てるトレードを目指そう
99回の損失でも、次の1回で大きく勝てば、合計でプラスの取引です。
FXでは、いかに小さく負けて、勝てるトレードに集中するのかがポイントになっています。
特定の期間の合計で黒字になるトレードは、原則的に早い損切りによって実現することが可能です。
損切りの繰り返しで気力が萎えても、挫けずに自分の判断基準を守りましょう。
勝ちトレーダーになる為に③:金額ではなく純粋な成績で考察しよう
「今の取引で1万円ぐらい儲けられて、ラッキーだった」
そのような感想では、高い確率で目の前の損益に振り回されて自滅します。
なぜなら、チャートの形などの正しい分析ではなく、自分の欲望によって判断しているからです。
「今の取引は10pipsの利益だが、ポジション保有から数時間も経過していて、今後どうなるか分からなくなったから引き上げる」
このように自分の欲望ではなく相場状況に合わせたトレードができるようにしましょう。
勉強しない投資家に明日はない
勉強しても勝てないと諦めたら、もうFXで利益を出すことはできません。
勉強しても勝てないのであれば勝てるようになるまで勉強する、というスタンスが大切です。
それほどまでにFXには可能性があり、私自身もFXを通じて人生を大きく変えることができたので頑張ってください。
でも無理は禁物ですよ?
思考停止したままでは成長しない
為替相場に限らず、投資運用は全て自己責任です。
FXでは迅速な判断が求められるので、常に進化していくぐらいの勢いが必要になります。
トレードを繰り返しつつも、常に考えることをやめず、疲れたらいったん相場から離れることが重要です。
忙しすぎて考える暇がない方は、オーバーペースの疑いがあります。たまには、FXのチャートを閉じて、別のことを行うのも良いでしょう。
おおよその損失を事前に想定
自分が最終的に利益を出すまでの全体が分かると、目先の損失を受け入れやすくなります。
1週間で9勝1敗なら、1勝10pips、1敗30pipsで進行すると、単純計算で60pipsの黒字です。
損益の予想計画を立てて、そこから現実的な数字に調整していきましょう。
その過程で自分のルールを見直せる上に、五里霧中の状態から抜け出せます。
自分の取引の検討こそ成功への道
過去のトレードには、自分が焦った時によく行う癖や、欲望で目がくらんだ時のパターンが詰まっています。
どのような状況でパニックになるのか、どうすれば予防できるのかを突き止められるので、しっかりと活用しましょう。
FXの参考書やWEBサイトを読むだけで満足せずに、自分の取引を隅々まで検討しなければなりません。
FXで勉強しても勝てない理由まとめ
FXで勉強しても勝てないと心が折れてしまいそうになります。
実際私も同じ経験をしたのでその気持ちは理解できますが、勉強したからといって勝てないのがFXになるのです。
しかし、それは単純に勉強不足なのかベクトル(方向性)が違うか、このどちらかが違う場合が多いので、もし勉強しても勝てない…と思う人は一旦勉強をストップして自分自身の勉強法を見直した方がいいでしょう。
そしてそれでも分からなければ一度私に相談してください。
ですがFXこそ一生のスキルになると私自身も思うので「勝てるようになるまで勉強する」という姿勢で勉強することをオススメします^^