FXで負けが続いていたり、始め方が分からないとネットで【解決策】を検索するかと思います。
しかし、目につくネット上の情報商材には、安易に手を出してはいけません。
なぜなら、そこには「詐欺」が横行しているのが実情だからです。
それに私は過去、日本最大級のトレード塾で教えていた実績もあります。
そこで得た情報や方法を鑑みても安易に手を出してはいけないと言えるのです。
ただ、全てが「詐欺」ということを言っているのではなく、その母数と本物の数を割ってパーセンテージを算出すると限りなく低い数字になる、ということを伝えています。
それでは今回は『FXの情報商材で詐欺が多発!その原因と見極め方法!』についてまとめました。
FXの情報商材では詐欺が多いので最後まで読み進めて注意点や見極め方についての理解を深めて下さい。
FXの情報商材は詐欺が多い
ネット上の情報商材の約90%は、詐欺と言われてもおかしくない内容です。
事実、私は日本最大級のトレード塾で教えていた経験があり、その際に“情報商材を作る側”のノウハウや方法などを知ることができたのでそう言えます。
FXの情報商材が詐欺と言われる理由①:情報商材は1つのビジネス
情報商材は、そのものが利益率の高いビジネスです。ゆえに、初心者が喜び勇んで飛びつくと、なけなしの資金をむしり取られた挙句に投資でも大失敗します。
そしてまず知っておきたいのは、情報商材の販売者は「売る」ことだけに集中しているので「稼がせる」という本質的な部分が抜けているのです。
ほとんどはブラックボックスで期待感を持たせてそれ以降はお金を払わなければ開示されないシステムになっているので、買い手が非常に弱い立場になってしまうことも覚えておきましょう。
それだけではなく、トレード実績を加工している場合が多いので、私は「トレード実績」に価値を持たないと思っているのです。
FXの情報商材が詐欺と言われる理由②:販売者の責任が曖昧
情報商材の業者は、原則的に法律違反になる行動をしません。なぜなら、彼らは販売するプロで、どのラインまで安全なのかを熟知しているからです。
どれだけ酷い内容、例えば9万円を払って「FXで儲けるためには、小さな損失に抑えて、より大きな利益を得ましょう」の一文だけであっても、商品は商品です。
内容に納得できないことで返金を求めても、だいたい無視されるか、突っぱねられます。
最悪の場合は連絡が取れなくて逃げられてしまうでしょう。
ですので、相手の顔や他の連絡手段(Twitter、FB、ブログ)を把握していることをオススメします。
FXの情報商材が詐欺と言われる理由③:異常に賛美されている
役に立たない情報商材は、ブログやWEBサイトで大きく取り上げられています。
信用させるために「大きく勝てた」などの喜びの声と共に証拠の画像を添付するのが定番です。
画像は簡単に加工・修正できますし、そもそも情報発信をしている人間が情報商材の業者である保証はありません。
エビデンス(証拠)はあってないようなものなので、その人のロジックを本人から聞いたうえで慎重に判断するようにしてください。
本物の投資家は情報商材を行わない場合が多い
安定して勝っている本物の投資家は仕事として淡々と続けています。
ですので、大々的にトレード塾を行わない場合があり、それに煽ったりしません。
むしろ、それ以外での工数や負担(トレード塾)を嫌がる人もいるので本物のトレーダーで情報商材を行っている人はごく一部になるのです。
ただし、すべての情報商材が「詐欺」と言っているわけではないのでご注意下さい。
実際に私が知る限り本物のトレーダーも中にはいますから。
プロの投資家は金融機関に所属
凄腕の投資家は、基本的に金融機関のディーリング部門に在籍しています。毎日、上司から与えられたノルマをこなしているのです。
正真正銘の実力主義の世界で、彼らは士業のように自分の専門分野を持って、高額の報酬を得ています。
クライアントから預かった億単位の資産を扱い、期限や取引ルールという縛りを守りながらお金を稼いでいるのが特徴です。
個人投資家はこっそり儲けている
勝ち組の個人投資家は、誰にも気づかれないようにひっそりと儲けています。なぜなら、他人に知られると、嫉妬で足を引っ張られるか、集られるか、事件に巻き込まれるからです。
運良く宝くじが当たった場合を想像すれば、なぜ秘密にするのかがよく分かります。
名前や顔を売っている時点で怪しい
上記の個人投資家の件を鑑みれば、素人が自分の顔を晒している時点で怪しさしかありません。
駅前などのレンタルホールでの講演会や、オンラインセミナーをやっていれば、ある日いきなり見知らぬ人間に囲まれるリスクが高まっていきます。
高額の情報商材を売るための営業に他ならず、投資家というよりも営業マンと呼ぶべきでしょう。
FXの情報商材が売れる理由とは?
全く勝てないわけではなく、そのせいで因果関係をつかみにくいことが主な理由です。
実際に勝てるツールやシステムも存在しており、私もそれを知っています。
ですので、すべてが「詐欺」というわけではないことをご理解ください。
ただし、その割合が圧倒的に多いので「情報商材=詐欺」という印象があるのです。
私のメンターも情報商材をやっていましたが、そのメンターのお陰で今があります。
名前も顔も知りませんが、少なからず私のメンターのように“本物のトレーダー”は存在しているので希望を捨てないでください。
たまたま合致しただけで聖杯に
大部分の情報商材は、過去に出た投資の名言や成功パターンの焼き直しです。
FXは何も考えずに取引しても約50%の確率で勝つため、他の投資よりも見極めにくくなっています。
たまたま勝てただけで情報商材を信用した先に待っているのは、自分の全ての資産をなくした未来です。ご注意下さい。
FX情報商材のテスト実績は当てにならない
情報商材のよくあるセールスポイントとして、過去のテスト実績で勝率9割などがあります。
所謂バックテストですが、模範解答を見ながら書き写したものなど無価値です。
詐欺ではなくても、バックテストだけで勝つことは難しく、実際にはリアルタイムの為替レートによるフォワードテストも必須となります。もっとも、普通に勝てるようであれば、相場で直接儲けたほうがよっぽど早いです。
人は自分が見たいことだけ見る
すぐに大金を儲けたい人ほど、見え見えの罠に自ら飛び込みます。
傍から見れば、どう考えてもおかしい内容でも、冷静さを失うとあっさり情報商材に引っかかってしまうことを肝に銘じておきましょう。
投資は、損失を出しながらも、それを上回る利益を上げていく行為です。全く負けない方法はなく、いかに上手く損害を抑えていくのかが問われます。
FX情報商材の詐欺に騙されない為には?
基礎を学び、自分の頭で考えていくことで、投資家としての道が開けます。
何かに頼ることは悪くありませんが、その中でも「自分で学ぶ」という基本姿勢を忘れないでください。
ただ、すべてを自分で学ぼう(独学)とするとそれはそれで弊害もあるのでご注意ください。
FXの基礎基本を理解する
情報商材にすべてを他人の判断に任せるのではなく、自分で投資の基本を勉強する習慣をつけましょう。
初心者用の本・WEBサイトでよく出てくる用語を押さえて、後は分からない理論などがあったらその都度ネットで検索する流れになります。
自分の将来のための勉強とはいえ、肩の力を抜いて一通り読むぐらいの心構えで十分です。
情報商材を買ったら勝てるようになるわけではないのでご注意ください。
FXは少額取引で経験値を積もう
初心者は、まず少額取引で1年間の経験を積むことをおすすめします。1年間の研修を推奨する理由は、季節によって相場の動き方が変わるからです。
後々に有益な情報商材を取り入れるとしても、まず自分自身である程度は勝てる状態になっておく必要があります。
少額なら勝っても負けても冷静さを保ちやすく、生活リズムやメンタルを壊さずに成長することが可能です。
FXは自分のルールを作ると安定する
自分の必勝パターンを作っておくと、その時の気分で取引するのと比べて格段に安定します。
たとえ連敗してもブレずに、同じ基準、自分が作ったルールに従って売買していくことで結果的に資金が増えていくのです。
実際にトレードをしながら修正していった自分のルールは、やがて中身のない情報商材とは比べ物にならないほどの宝物になります。
FXの情報商材が詐欺と言われる理由まとめ
「情報商材」と聞くと【詐欺】というイメージを持つ人は多いです。
しかし、そのすべてが詐欺ではなく、中には“本物”があることも忘れてはいけません。
けれども圧倒的に【詐欺】もしくは【詐欺に等しい】ものが蔓延しているのが実情となります。
でも最近ではnoteでの販売やココナラ、オンラインサロンなど簡単に販売者のノウハウを提供できる形になりました。
それらを一括りにして「情報商材」と呼ぶのか呼ばないのか…
ひと昔前よりも定義自体が難しくなった気もします。
ですが、大事なのは相手との意思疎通が取れて且つその内容を実践した上で結果が出るかでないか、という部分です。
しっかりしたノウハウがあってもあなたが行動しなければ意味が無いし、反対にあなたが行動してもしっかりしたノウハウが無ければ意味がありません。
ここが重要で一概に「結果が出ない=詐欺」という見方自体にも私は疑問を抱いております。
ですので、あなたが行動することを大前提としたうえで、どの人の思考や伝え方がいいのか?という部分を重視してください。
勿論、実績も判断材料の一つかと思いますが、今の時代は簡単に加工できるので正直合ってないものでしょう。
大切なのはあなたと相手のフィーリングであり「この人の考え方や伝え方なら成長できる」という実感です。
ここを最重要視するようにしてください。
「名選手、名監督にあらず」という言葉もあるように、たとえ実績が一流でも教えるのが一流とは限りません。
それは反対も然りです。
実績が無くても教える能力に長けている人から学べばそれはそれで成長するし結果も出るでしょう。
これらを踏まえた上で情報商材やコンサルを受けることをオススメします。