日本でも投資に対する意識が高まったことで学生でもFXを始める人が増えています。
しかし、その反面、社会経験が少ないことを狙って学生をターゲットにした詐欺が増えているのも事実です。
甘い謳い文句によって騙されてしまう学生もいるのですが、正しい知識が無ければ同じことを繰り返してしまうだけでしょう。
特に学生はお金を稼ぐよりも学業に専念している場合が多く、隙間時間を利用して稼ぎたいという思う人も少なくありません。
そこで今回は『FX初心者の学生がスムーズに稼ぐための方法をご紹介!』をまとめることにしました。
FX初心者の学生がどのような順序や手順を追ってFXのスキルを身に付けるべきなのかを具体的にまとめているので、学生でFXを始めたい人はぜひ最後まで読み進めて下さい。
学生でもFXで稼ぐことは可能

投資の知識ゼロの学生でもFXを始められます。
しかし、そもそも取引出来ないFX会社もあるので注意して下さい。
満18歳以上になったら口座開設
一部のFX会社では高校生以外の満18歳以上で口座開設を行えますが、現在は高校生以下だと口座開設すら出来ないFX会社が多いです。
しかし、2022年4月に予定されている民法改正で満18歳から成人となるので、今後は学生でも成人としてFX口座を開設できる可能性があります。
「未成年」の定義が揺れ動いていますが、口座開設出来るFX会社と出来ないFX会社があるので各FX会社に確認して口座開設を行うようにして下さい。
学生レベルのお小遣いでも取引可能
国内では最大25倍のレバレッジになるので、元手は4000円から始める事も出来ます。
しかし、1万円以下で始められるFXは他の投資に比べて学生に優しい投資といえますが、その分リターンも少なくなってしまいます。
ただ、それでも初めから大金でトレードして失うリスクを考えれば少額資金からコツコツ稼ぐ方がいいでしょう。
ですので、資金の大小はそれぞれメリットとデメリットがあるので一概にどちらが正しいとは判断できないのです。

学生がFXを行うメリットを3つ紹介

若い学生だからこそFXで色々なメリットを享受できます。
その代表的な例はこちらになります。
自分の収入源を増やせる
企業による終身雇用制度が崩壊した現在では、いつリストラになるか分からないので、会社とは別の収入源が求められます。
そして、会社員は仕事疲れや会社の労働時間による拘束が多いですが、学生であればFXをじっくりと学ぶ時間があるのです。
少額からスタート可能なFXに慣れておけば、「毎月の収入が減ったけど稼ぎ方が分からない」と将来会社員になったとしても悩む可能性を減らせると言えます。
学生の立場で時間を有効活用
スキルと資金によってはFXで月5万円を超える金額を稼げます。
学生時代にアルバイトで時間を浪費するよりも、将来にもつながるFXで利益を出して、自分の時間を有効に使うことをオススメします。
バイトで5万円を稼ぐには週3日ぐらいの長時間勤務が必要であるのに対して、FXなら時と場所を選ばない稼ぎ方になります。
就職先について選択肢が増える
FXでお金を稼ぐことは立派なスキルです。
そのため、就職先として金融機関のディーラーや将来的に他の専門スキルと併せて自分を高く売り込めます。
転職する際にもFXで稼ぎながら慌てない仕事探しを実行できるのです。
キャリアを広げてくれるFXの有無はまさに人生を左右します。
FX初心者の学生が上手に始める手順3つ

学生のFX口座開設は以下の3ステップで行えます。
これから始めることを考えている人は特に意識してください。
手順①:口座開設の審査のポイント
FXの口座開設は年収と資産の2つで審査されます。
原則的に自己申告なので「30万円」とオンラインの画面などで答えれば完了します。
収入証明書や通帳の残高の画像を添える必要はありません。
考え方としては、「FXでお金が減っても生活できるのか?」という生活の維持の可否が問われます。
手順②:未成年かどうかで書類が変わる
マイナンバーを証明できるカードや住民票、健康保険証などの本人確認書類は成人でも必要になります。
未成年または高校生については保護者の本人確認書類、それから法定代理人としての証明書、未成年の取引に同意する旨の書類も添えなければなりません。
成人と見なされる年齢および各FX会社によって必要書類が変わるため、しっかりと希望するFX会社のホームページを確認することからスタートです。
手順③:自分のスタイルに合ったFX会社
日本でも満18歳以上を「成人」と認める傾向であるものの、満20歳未満の高校生や大学生については引き続き保護者の同意を求めてくる可能性が高いです。
学生のFXとして選択の幅が広がるので、しっかりと手続きの内容をチェックしてから申し込みましょう。
口座開設についてはオンラインなら平均10分で完了します。
必要書類は郵送か画像を送信するパターンが多いです。
学生がFXで失敗せずに月5万稼ぐコツ

たとえFX初心者でも学生でも「正しい方法」で学べば月5万円を稼ぐことは出来ます。
しかし、正しい方法で学ぶことが出来なければ稼ぐどころか、損失を出す可能性があるので注意して下さい。
きちんとFXの知識を身に付ける
初心者こそ恥ずかしがらずに基礎の基礎から学ぶべきです。
知識がないままFXに挑戦しても損失を計上する確率が高くなってしまいます。
基礎の用語を覚えるだけでも違うから、怖がらずにFX会社のホームページや本を読んでみましょう。
安定した利益につながる勉強は投資家に欠かせない要素です。
自分にベストの手法を見つけよう
学業に影響せず自分の生活にぴったりのトレード手法を見つけることも、FXで稼いでいくために重要です。
たとえば、講義やサークルで忙しい学生は長時間のチャートを見るスキャルピングはあまり向いていません。
24時間いつでも売買できるFXにおいては、「自分がいつ行うのか?」を予め決めておくことが求められます。
口座の証拠金に余裕のあるトレード
証拠金に対して余裕のあるトレードを心がけ、FX会社によるロスカットの確率を下げましょう。
レバレッジ3倍以下で追加証拠金を要求されにくい、安全な売買を行うのが重要です。
強制的にロスカットとなればその時点の含み損が全て確定します。
その前に追加証拠金を入れれば助かるのですが、レバレッジが高いほど入金額も大きくなっていくのです。
低レバレッジにしておくことは余裕を持たせる必須条件となっているので気を付けて下さい。
米ドル円でFXの取引に慣れる
為替レートの変動が分かりやすい米ドル円を選び、大失敗を避けやすいFXを実現しましょう。
米ドル円は誰でも知っていてしかもFXの通貨ペアの中で価格が安定しています。
自分がよく知らない通貨を選ぶと為替レートが動きすぎて大損になる恐れがあります。
米ドル円はゆるやかに動くチャートが特徴的で初心者にもオススメです。
学生でも自分の判断や納税が必要

FXは投資になるので発生する損失や自分の学業の管理をしなければなりません。
むしろ、管理できなければFXをやらない方がいいと思うので気を付けて下さい。
自分の意思で損切りを実行
早めに損切りをすることで資金の大きな減少を防ぎましょう。
なぜなら、強制的にロスカットになる恐れがあるからです。
トレンドに逆行したポジションを持ち続けるとどんどん含み損が膨らんでいき、やがてロスカットで切られてしまいます。
やはり損切りがFXの重要なコツになるので必ず出来るようにしましょう。
学業を優先することが大事
学生の本分は授業や講義に出てレポートなどの課題やテストで単位を取ることです。
FXに傾倒しすぎると学業に支障が出てしまい、結果的にFXのトレード時のメンタルにも悪影響を及ぼします。
自分の足場をしっかりと固めつつ、時間を作ってFXを行って悪循環を断ち切りましょう。
基礎控除を超える年間利益に注意
令和3年4月の段階では一定の年収以下ならば基礎控除48万円です。
したがって、年間の利益が48万円を超えた場合には親の扶養控除から外れる可能性があることを覚えておかなければなりません。
バイトなどの給与所得控除では、よく「103万円がボーダーライン」と言われています。
FXにも同様に、「ここを超えると納税の義務が生じる」というラインがあるのです。
学生によくあるFXの質問9つ

これからFXを行う学生の方はよくある質問を確認しておきましょう。
質問①:FXはどのような投資か?
Foreign Exchangeの略がFXです。
文字通りに外貨を売買する投資運用でその差額で利益を狙います。
たとえば、米ドル円が1ドル=100円で1ドル買って、1ドル=101円で売れば、1円の利益です。
安く買って高く売るか、その反対に高く売って安く買い戻す流れとなります。
質問②:FXのデメリットとは?
レバレッジをかけすぎることでポジションの強制ロスカットになることです。
手持ちの資金から最大25倍のレバレッジが可能なので、自分で制御できない含み損が発生してしまう恐れがあります。
初心者には3倍までのレバレッジの取引がおすすめです。
質問③:FXと株、あるいは仮想通貨の違いは?
FXは外貨、株は株式、仮想通貨はデジタルのお金を扱っています。
取引しているものが違うので、その対象の価値が大きく変わる事例もあるのです。
株式は発行している企業が倒産したら無価値になります。
仮想通貨もその仕組みと信用に依存しています。
その点、外貨は国がその価値を保証していて比較的安全です。
質問④:FXを始められる最低金額は?
1通貨単位のFX会社ならば100円ぐらいから可能です。
基本的に1000通貨単位になるので、最低4000円が必要になります。
1ドル=100円で1000通貨なら10万円の取引です。
最大25倍のレバレッジで10万円÷25倍=4000円という計算になります。
ただし、損失を抑える為にもレバレッジは3倍以下がおすすめです。
質問⑤:デモトレードについて知りたい
そのFX会社のトレードを体験するためのお試し版です。
基本無料でメールアドレスの登録だけで利用できるケースがよく見られます。
使われている為替レートやシステムは本番と同じですが、疑似的なお金を扱います。
実際のトレードの緊張感が欠けているため、長い期間デモトレードをやる場合は注意が必要です。
質問⑥:低リスクのFXはどうすれば実現する?
時間分散で投資するタイミングを分ける方法がベターです。
10万円があるのなら1回1万円を10回、1回2万円を5回となります。
エントリーする時間を分けるメリットは、高値掴み、底拾いの不利なポジションを避けられることです。
リスク回避として優秀で多くのFX投資家が行っています。
質問⑦:実際のFXにおける1日の流れは?
平日に行うので出勤前の為替レートなどの確認と仕掛け、昼休憩に午前中の結果の確認と修正、帰宅後には本格的に分析してトレードというサイクルが一般的です。
通勤中のスキマ時間で可能ですが、毎日コンスタントに5000円ぐらいの利益を出すまでには時間がかかります。
低レバレッジでゆったりと取引するために10万円を用意しましょう。
質問⑧:オススメのFXの勉強方法を知りたい
基礎を覚えるためにFX本を読み、実際のトレードで成果をチェックしましょう。
FXならではの用語もあるのでまずそれを覚える段階からスタートです。
ネットより本を推奨する理由は正しい知識を勉強できるからに他なりません。
トレード中のメンタルを確認する意味で実践も行うのが重要です。
質問⑨:初心者向けのFX本やその選択基準は?
タイトルが奇抜ではなく最新の情報が記載されていて、FXに詳しい著者であることが本を選ぶ際のポイントです。
たとえば、「毎月いくら」のようなセンセーショナルな題名よりも「FXがよく分かる」のほうが信頼できます。
自分が初心者であることを自覚して、薄くて漫画やイラストが多く、FX雑誌の出版社が出している本などを選ぶべきです。
FX初心者の学生がスムーズに稼ぐための方法まとめ

学生でFXを始める人は増えています。
しかし、情報過多な現代では勉強方法や稼ぐ為のポイントが分からない人が多いです。
そこで今回は、そうした疑問や質問を少しでも解消させるために「FX初心者の学生がスムーズに稼ぐ為の方法」をまとめたので一度ではなく何回も読み直して自分のトレードへと落とし込んでください。
一度で理解することは難しいので何度も読み返してくださいね。
そして分からないことがあればLINE@に連絡してください。
