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資金管理

【初心者】FXの証拠金はいくら必要?適正な証拠金は何円?

FXを始める際に気になるのが「証拠金だと思います。

 

何円必要で何円下回ったらロスカットになるのか?

 

トレード初心者であればその証拠金について気になることでしょう。

 

そこで今回は『FXの証拠金はいくら必要?適正な証拠金は何円?』をまとめました。

 

安全なトレードを心掛けていく為にも最後まで読み進めて証拠金の考え方を理解して下さい。

 

FXの証拠金を理解

初心者は証拠金というシステムを理解することがスタートラインです。

 

その知識が乏しければ資金管理も出来ず、ギャンブルトレードになってしまいます。

 

そうなれば資産を増やすどころか、資産を失うことになるので必ず証拠金の理解を深めるようにして下さい。

 

証拠金でポジションを建てる

FX会社の口座にお金を振り込むと(自分専用の口座)残高いくらと表示されます。

 

これが証拠金として扱われ、20万円を入れたら「証拠金20万円」となるのです。

 

また、入金方法によっては振込手数料が引かれるため、最もお得な手段を選びましょう。

クイック入金だと振込手数料が無料で即時反映されるのでお得です。

 

この証拠金は、自分の資産でありFX会社の預かりです。

 

したがって、為替取引による損失はそこから引かれるという仕組みになります。

 

気にしておきたい証拠金維持率

口座にある証拠金は支払用の必要証拠金に使われ、純資産と必要証拠金によって証拠金維持率を計算できます。

 

証拠金維持率は「純資産÷必要証拠金×100%」という計算式です。

 

この証拠金維持率がアウトになったら、その瞬間にポジションが消え失せ、含み損が確定します。

 

レバレッジ25倍で200万円のポジションを持った場合、必要証拠金8万円でそのままの8万円があれば証拠金維持率100%です。

 

資金4万円なら4万円÷8万円×100=50%、資金2万円なら2万円÷8万円×100=25%となります。

 

証拠金制度のメリットとデメリット

FXの証拠金の長所と短所を知ることが理解を深める上で重要です。

 

それぞれの特徴を理解して証拠金の知識を深めていきましょう。

 

少額でより大きな取引が可能

自分が持っていない金額のトレードができるのは、証拠金という制度のおかげです。

 

レバレッジを活用すれば、本来なら5万円の利益であるところ、最大25倍で125万円という高額になります。

 

スキャルピングやデイトレードでは稼げるpipsが少なく、例えばレバレッジなしでは買い物のお釣りのような金額しか稼げません。

 

FXが人気である理由は証拠金によるレバレッジで短期的に大きく稼げるからです。

 

あとで返済するお金の前借り

役立つ証拠金の制度ですが、自分が持っていない分はFX会社からの借金になっています。

 

たとえば、10万円の資金でレバレッジ25倍を選ぶと、最大250万円のうち240万円はFX会社からの前借りです。

 

レバレッジを使っている場合は、預けている証拠金で払いきれない損失もあり得ます。

 

その事態では追証になってしまい、不足した分をFX口座に入金しなければなりません。

国内口座の場合は追証(追加入金)が必要ですが海外口座の場合は発生しません。

 

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証拠金と強制ロスカットの関係

投資家を守るためのロスカットは、証拠金と密接な関係があります。

 

証拠金とロスカットの関係性を学んで安全に資産運用していきましょう。

 

FX会社にはロスカットがある

ロスカットは各FX会社が独自に行っている救済措置です。

 

それぞれで定めている証拠金維持率を下回った時点で、ポジションを強制的に決済します。

 

投資家がポジションの含み損を切れない、または気づく前に証拠金を超える損失を背負ってしまうことを防ぐために、ロスカットという制度があるのです。

 

例えば1ドル100円、レバレッジ25倍で2万通貨なら、200万円が必要になります。

 

必要証拠金200万円÷25=8万円で、証拠金8万円なら証拠金維持率100%、証拠金4万円なら証拠金維持率50%です。

 

ロスカットのおかげで安全な取引

上述した証拠金維持率がFX会社の基準を割り込んだら即終了です。

 

これは、投資家に借金を負わせないためで、ロスカットなしでは損失はどこまでも増えてしまうからの緊急措置になります。

 

株の信用取引にはこのロスカットがなく、その点でもFXは比較的安全と言えます。

 

マージンコールというロスカットの手前の段階でメールを送るFX会社もあって、その時点で自ら判断することも可能です。

 

必要証拠金の計算にチャレンジ

国内の最大25倍のレバレッジで必要証拠金を計算したのが下記の2つです。

 

数値についての知識も深めて資金管理に活かしていきましょう。

 

ロスカットライン

ドル円のレート105.12円、10ロットの買いで資金100万円と仮定します。

 

DMMの計算シミュレーションによれば、必要証拠金420480円で、ロスカットライン50%なら残り79520円の含み損が発生すれば強制決済です。

 

実際には、ここまで耐える必要はなく、チャートで「下降トレンドのため、しばらく下がりそうだ」等の判断をした時点で損切りすることが賢明でしょう。

 

FX会社によって計算シミュレーションを無料で提供しているため、気になったところがあったら公式サイトを確認してみることをオススメします。

 

デモトレードがあれば、「実際にどのように証拠金維持率が変化するのか?」も見ることが可能です。

 

証拠金維持率の目安

FX会社によってロスカット基準が違います。

 

それこそ、証拠金維持率が100%の会社もあれば50%の会社もあるのです。

 

ただ、いずれも顧客の資産を守ることが目的であり、考え方によっても違うので高ければいいという話でも無ければ低ければいいという話でもありません。

 

しかし、ハイレバレッジでのトレードではいずれもロスカットになる可能性が高いので計算が面倒な人は証拠金維持率の目安を意識するようにして下さい。

◆証拠金維持率:目安

スキャルピング:300%

デイトレード:500%

スイングトレード:800%

これらはあくまでも“目安”になります。

 

スイスフランショックがあったように一瞬で2000pips動く相場もあったりするので、そうした異常な相場ではいくら維持率が高くてもロスカットになる可能性があるのです。

 

ですので、メジャーな通貨ペアを選び同時にリスクコントロールするように心掛けて下さい。

 

ロスカットを避ける方法

ロスカットを避ける方法としては2つあります。

 

まず1つが「メジャーな通貨での低レバレッジ運用」です。

 

メジャーな通貨と言えば、ユーロドル、ドル円、ユーロ円などで、低レバレッジ運用というと上述した証拠金維持率の目安を守った運用や資金2%以内の損切りになります。

 

そして2つ目が「両建てによるリスク回避」です。

 

損失が膨れ上がった状態で放置していると更に増大してロスカットになる可能性があります。

 

その為、損失を減らす為にも反対注文を行って(両建て)損失を増やさないようにコントロールするのです。

 

但し、「いつ決済するのか?」というタイミングが難しいので、ある程度の経験やスキルが必要となるでしょう。

 

FXの証拠金はいくら必要?適正な証拠金は何円? まとめ

FXと証拠金は大きな関係があります。

 

なぜなら、証拠金維持率が低くなればロスカットになるし、高すぎても利益が少なくなってしまうからです。

 

それに、証拠金だけでなく通貨ペアにも目を向ける必要があるので、証拠金だけ管理すればいいわけではないことが分かります。

 

このようにFXは複数の要素が絡み合って動いていき、総合的に判断しなければいけないので難しさがあるのです。

 

けれども、それ以上に大きな可能性や価値がFXにはあると思うので少しずつ成長して結果を出せるようにして下さい。

 

あなたにとって大きな財産になる可能性があるので諦めないでくださいね。

 

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